暮らしのコンシェルジュVol7_1「たなべの杜:宮崎さん」
記事
ハウマガ編集部
たかはす
山陰のハウジングメーカーのスタッフ取材記事第7弾!
今日は松江市にある株式会社たなべの杜本社にお邪魔し、お話を伺います。
本日のトークはたなべの杜、宮崎さん!
所属:
株式会社たなべの杜
営業部 宮崎さん
今回は松江市、たなべの杜さんにお邪魔しました!
はい。よろしくお願いいたします。
早速ですが「たなべの杜」と言えば、創業から560年以上もの歴史を持つ田部グループの一員。今回お話を伺う宮崎さんにも、どことなく風格が漂っておられるような…。
いやいや……💦私は、一介の営業スタッフに過ぎませんので……。
2019年に会社が発足した当初から、御社の即戦力として活躍されているとお聞きしています。元々はリフォーム専門の会社に居られたんですよね。
進学を機に広島に移り住み、大学卒業後、リフォーム会社に営業担当として就職。5年後、長男が生まれるのを機にUターンしました。帰郷後も松江市内のリフォーム会社で勤務していましたが、「㈱田部が新たに住宅事業を始める」と聞き、転職を決意。「新築」という新天地に挑み始めました。
なるほどー。リフォームと新築ってお仕事に大きな違いはあるんでしょうか?
はい、形あるものに手を加えるリフォームと、すべてをゼロから創り出す新築は全く違います。新築ではお客様の要望も可能性も無限大に広がり、考えるべきこと決めていくべきことも膨大になります。あと予算も段違いですね(笑)
住まいづくりとはいえ全く違ってくるのですね!では、そもそもどうして建築業界に?
祖父がとっても器用な人で。元々は公務員でしたが、私が物心ついた頃には既に退職していて、自宅の家具や棚、道具箱などをよく作っていました。傍で見ていた私も楽しくって、いつの間にかものづくりに興味を覚えるようになりました。
もしかして夏休みの工作の宿題は、おじいさまの力を借りたクチとか?
あ~……え~……。(;^_^ そこはご想像にお任せします…。
建築業界を選んだ理由はもう一つあるんです。高1の時、自宅に初めて自分の部屋をもらいました。それがとってもうれしくて。広さは4畳半程度ですが、ベッドや机などを好きなようにレイアウトしたりして、とっておきの居場所ができた気分でした。その記憶が、「お客様にも素敵な、居心地の良い居場所を」という想いにつながっています。
そんな“居心地の良さ”をつくっていくために、宮崎さんが心掛けていることは何ですか?
まずはお客様に本音を打ち明けてもらうことです。多くのお客様は、他のハウスメーカーさんへも足を運んでいたり、今のお住まいに悩みごとを抱いていたりします。たとえば、他社さんで簡単な図面を描いてもらった方が来店した場合、可能であれば図面や金額なども見せてもらいます。
どうしても、いろんな会社さんを見に行きたい、という気持ちはわかりますもんね。
はい。そしてお客様が気になっておられることがあればそれを聞いた上で、弊社ができる対応や提案、逆に他社さんの方が優れている点などを率直にお伝えします。プロの営業マンとして、そのお客様にとって他社さんの方が合っていると思えば、そう申します。お客様を迷子にしてしまってはいけませんからね。
まるで医療におけるセカンドオピニオンみたいです!
お客様とのファーストコンタクトを大事にされる宮崎さんにもう少しお話を伺います。
他にはどんなお話をされるのでしょうか?
はい、次にお聞きするのが、お客様の目指す「暮らし」です。たとえば、「アイランドキッチンにしたい」と希望される方は、「家族の顔を見ながら料理をしたい」「大人数で料理を楽しみたい」など、そのキッチンで実現したい具体的な暮らし方があるはずです。
なるほど!選ばれるからにはどこかに暮らしのイメージも持たれているということですね!
その通りです。その暮らしの中身によっては、アイランドキッチンより他のキッチンの方が適している場合もあるかもしれません。ご要望をそのまま受け取るのではなく、お客様が叶えたい暮らしを一緒にイメージしながら打ち合わせを進めていきます。
お話に実感がこもっているような……。
実は、私自身の失敗がバックにあるんです。うちはフルリノベーションだったんですが、当時何となく「広いリビング」を希望してしまい、今はその広さを少し持て余しています(苦笑)
具体的なイメージが大切なんですね。
さて、お休みの日などはどう過ごされてますか?
火、水曜が休日なので、日中は家族も居ないし、ついお客様とラインでやりとりしたりするなど仕事しちゃうことが多いかも……。仕事が趣味みたいになっているところがあるかもですね。でも、子どもが長期休暇の時は家族旅行を企画して、県外などに出掛けますよ。
最後に。未来のお客様にひと言お願いします!
まずは「どんな暮らし」をしたいのかをイメージしてみてください。家づくりは、そのイメージを元に進んでいきます。「リビングでは、こんなふうに過ごしたい」「庭で○○をしたい」など、ご希望の暮らし方をイメージできれば、きっといい家を造ることができます。
ふふ、宮崎さんとならきっとイメージも沢山膨らみますね。
本日はありがとうございました!
次回は、山の再生に力を注ぐ、田部グループの一員ならではの家づくりについて、お話を聞かせてください。
Today’s Person
所属:
株式会社たなべの杜
営業部 宮崎さん
記事
ハウマガ編集部
たかはす
こんにちは。宮崎さん、今日はよろしくお願いします。