暮らしのコンシェルジュVol6_3「大廣建設米子支店をクローズアップ」
記事
ハウマガ編集部
つむぎ
山陰のハウジングメーカーのスタッフ取材記事第6弾!
大廣建設さん家づくり記事の第三弾は米子支店兼展示場取材!
所属:
有限会社大廣建設
住宅事業部長、米子支店長 梶谷清史さん(37)
2014年1月入社 1986年10月2日生まれ
意外な経歴の持ち主!そして圧倒的なる家づくりへのモチベーションが溢れ出ます。
プライベートでもマイルールが光る梶谷さんが伝える家づくりの魅力とは?
インタビュースタートです★
やってきました「大廣建設米子支店兼展示場」
お待ちしていました。実はこの米子支店、創業から40年の間に1,500棟以上のお家づくりに携わってきた実績と経験を踏まえ、弊社が提案する「いま目指すべき家」を体現しているんです。
40年というと、人で言えば失敗を重ねて学びを得た10代、20代を経て、信頼されたり責任を持ったりして、生き方に脂が乗ってきたところですね。ワクワクします!
さきほど「素敵」と仰って頂いた外壁の杉板ですが、メンテナンスフリーの視点から採用しています。建築から数百年を経てなお現存する寺社仏閣はいずれも木造。
確かに。木って思っているよりも丈夫なんですね。
はい。それほど無垢の木って強いんです。サイディング材だと境目や角など端の部分の隙間をパテのような素材で埋めるのですが、この隙間のシール部分が経年劣化でひび割れると、割れ目から水が内部に入り込んでしまいます。
あれ?窓の周りには通常よく見られるゴムがないですね。
「無垢材」に加え、外壁の特徴としてもう一つの柱が「シールレス」。ゴムを使わずに、二つの部材をぴったり合わせる「突き付け」という手法で施工しているので、ゴムの劣化による水漏れもありません。
窓や外壁は注目しますが、シールにまで目が行くことはなかなかないですね……。
さらに日差しや雨風から家や外壁の劣化を防ぐため、「軒の出」をきっちり出すことも意識しています。基本は60センチですが、場合によっては90センチくらい出すこともあります。
へぇ~。「軒の出」。
そして屋根はやっぱり瓦ですね。日本の伝統的な屋根材ですが、耐久性が非常に高いだけでなく、断熱性や遮音性にも優れているんです。しかも弊社が採用しているのは、台風や地震などに強い「防災瓦」の認定を受けたもの。これまで施工したお家で瓦が落ちたという話は聞いたことがありません。
杉板に瓦……。伝統的な建築材ってやはり優れているんですね。
でも、昔から使われているものをそのまま活用しているわけではありません。たとえば杉材に塗料を塗ったり、落ちにくく軽量化した防災瓦を使ったりするなど、従来の素材の効能をより生かすことのできる技術や新素材と組み合わせ、きっちり施工することが大事なのだと思います。
せっかくなのでぐるっと見させていただきましょう!!
家の外にあるこれは……蓄電池!?
これからの家づくりは「電力を購入する必要がほとんどない暮らし」がスタンダードになると考えています。そこで、太陽光発電システムや蓄電池、V2H(Vehicle to Home)を備えています。
あ!これ!
建物自体も許容応力度計算による耐震等級3をクリア。耐力壁のほか、柱の位置や梁の大きさ、荷重のかかり方、建物のゆがみ、バランス、上下階の直下率などを考慮して計算されたもので、地震にも強い家と自信を持って言えます。
普段の暮らしにコストがかからず、災害にも強いんですね。そんな頼もしい家なのに見た目は何だか優しい雰囲気。まるで細身のマッチョといった感じかしら♥
ゴホゴホ。その例えはよく分かりませんが……。優しい雰囲気は、きっと室内に木質感、手仕事感があふれているからかもしれません。床はヒノキの無垢材。来店したお客様にも経年変化の美しさを見て頂こうと思い、あえて無塗装にしています。室内窓の枠やドア、キッチンの背面カウンター天板などは木材で造作。地元工務店ならではの手仕事感では、と自負しています。
この壁、角に丸みを持たせたRコーナー!やっぱりやさしい♥
小さなお子様がけがをしにくい安全設計というだけでなく、尖っていると破損しやすいんです。これもアフターフォローの一つとも言えますね。
展示場は2階部分だけなのに、大廣建設さんの熱い想いを存分に実感できました!
それは何よりです!大廣建設の「目指すべき家」は今後も進化し続けます。今後も弊社に着目くださいね~。
Today’s Person
所属:
有限会社大廣建設
住宅事業部長、米子支店長 梶谷清史さん(37)
2014年1月入社 1986年10月2日生まれ
記事
ハウマガ編集部
つむぎ
こんにちは。梶谷さん!こちらが2023年10月にオープンしたばかりの米子支店兼展示場ですね。外壁の杉板が素敵です!