暮らしのコンシェルジュVol5_2「住友林業の家づくり」
記事
ハウマガ編集部
ゆうD
皆さんこんにちは!
山陰のハウジングメーカーのスタッフ取材記事の第五弾のお届けです!
本日のトークはガーデンシティ出西より、住友林業さんのモデルハウスにお邪魔します。
所属:
住友林業株式会社
営業 南部さん
本日は、住友林業さんの家づくりの特徴や強みを伺います。
いやいや、背はそう簡単に伸び縮みしないので……。
住友林業さんと言えば、木の家。木造住宅においては、日本国内トップクラスのシェアを誇り、世界各国に事業拠点を持っていると聞いています。
ルーツは江戸中期、当時世界最大級の銅生産量を誇った別子銅山(愛媛県)で、製錬のための燃料や坑木に使う木材の調達を担う銅山備林を経営したことに遡ります。銅山発展で荒廃した山林を再生しようと、明治期から大規模な植林を実施。再生可能な資源である木を活かして事業を展開してきました。
100年以上も前からSDGsを進めていたわけですね!
日本は国土の約7割が森林なんですが、当社はその800分の1にあたる総面積約4.8万haの社有林を所有しています。また、木材建材商社としても取扱高国内NO.1なんです。
何だか規模が大き過ぎて、目が回りそう……。
この規模感も当社の強みです。年間引き渡し件数は8000~9000棟、国内の住宅引き渡し総数は累計で34万棟に上ります。数多くの実績を積んできたからこそ、さまざまな知見が生まれてきたのです。
34万棟!でも、木造住宅ってどうしても地震などの災害に弱いイメージがあるのですが……。
そこで登場するのが、「木質梁勝ちラーメン構造」です。
好みは白湯系、いや味噌も捨てがたし。。
いや家の話です家の。
家系ね!
……。ラーメンは、ドイツ語で「額縁」。建築土木構造分野では、柱が梁と剛接合している構造をラーメン構造というんです。住友林業は、高層ビルで採用されていたラーメン構造を初めて木造住宅で実現しました!柱と梁がしっかり接合されているため,水平方向に力が加わっても変形しにくく、地震の横揺れが起こった場合も建物全体で耐えようとするんです。
ほぉ~。
しかし、木質梁勝ちラーメン構造だけでは十分とは言えません。このラーメン構造を生かした当社オリジナル工法が、ビッグフレーム工法です。一般的な柱が105mm角なのに比し、BF構法では幅560mmのビッグコラム(大断面集成柱)を主要構造材に使い、梁の接合部はメタルタッチ接合で強固に固定。さらに、基礎とも土台(木部)を介さずにメタルタッチで直接接合しているので、強靭なんです。
筋交いや通し柱が要らないということは、広い空間を取ることができる?
ご名答!優れた耐震性を確保しながら、大きな窓や広々としたリビングなど、開放感あふれる住まいをつくることができるんです!さらに、家族構成が変わった時などもリフォームしやすいというメリットもあります。
大手ならではの構造の強み!さらに細かな点に迫ります!
話は変わって、大手さんって細かな寸法調整がしにくいイメージがあるんですが……。
フッフフフ…ハハハハハハ!!!
っ!!!!??
確かに大手他メーカーさんが採用する鉄骨住宅は、耐震性には優れているのですが、モジュールが規定されているので、細かな寸法の調整や思い通りの間取りの実現が難しいことが多いんです。
しかしですよ!!!
ドキドキ。
この点、我がビッグフレーム工法はミリ単位の調整が可能なんです!部屋の広さや廊下の幅、窓の位置と大きさ、天井の高さ、コンセントの位置なども思い通りに自由に設計できます。限られた敷地を最大限に有効活用する設計も得意です。
なるほど!だから、住友林業さんの家って、皆個性豊かなんですね~。
オンリーワンの設計ですから!そして、もう一つ大手ならではの強みを申し上げてもいいでしょうか。
バンバン言っちゃってください。
うちは全社的な設計やインテリアの社内コンペがあります。多くの優秀な仲間らと切磋琢磨する中で個人個人の技術力も磨かれますし、他の人の作品にも数多く触れることができます。デザイン性で当社を選ぶ方も少なくありません。技術もセンスもピカイチだと自負しています。
はいもう一度!!
技術もセンスもピカイチだと!自負しています!!
はい!大手なのに融通が利き、木造なのに耐震性に優れていて、なおかつデザインセンスも抜群とは……。自信にあふれた南部さんの顔に納得です!住友林業さんが掲げるコーポレートメッセージは「木と生きる幸福。」次回は、木質感あふれる木の家を深く掘り下げさせていただきます!
Today’s Person
所属:
住友林業株式会社
営業 南部さん
趣味:釣り
特技:バスケットボール
記事
ハウマガ編集部
ゆうD
南部さん、こんにちは!今日も背が高いですね!