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おしゃれな家のアイデア例!外観や内装のポイントを写真で解説

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ハウマガ編集部


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「マイホームを建てるなら、おしゃれな家にしたい」という方は多いのではないでしょうか。

しかし「おしゃれな家」と一口に言っても、和風や洋風、モダン、エレガントなどその種類はたくさんあります。

自分たちに合ったデザインのテイストを選び、色彩や材質にこだわることが大切です。

また、その家を訪れた人が広々とした空間を楽しめるだけではなく、心にもゆとりができるような要素をプラスしたいですね。

今回は、あなたの家づくりに役立つ知識や情報、ポイントや事例をわかりやすく解説します。

イメージ通りの家づくりをするときに押さえておきたいポイントや注意点までまとめているため、これから家づくりを検討している方は、以下のポイントを意識しながら、この記事を読み進め参考にしてください。

おしゃれな家とは?

おしゃれな家の基準は、デザインと機能性のバランスが取れていることです。

長く住んでも飽きの来ない形を考えて決めておくと、リフォームを検討した際も、RC打ちっぱなしや白いボックスの入れ子構造にも対応できます。

たとえば、スチールドアや3Mの高天井、スポットライトなど家に住む人のこだわりを取り入れることが、理想的なおしゃれな家に近づくのだと思います。

しかし、闇雲に自由なこだわりを詰め込みすぎてしまうとちぐはぐな家になってしまいます。

おしゃれな家の5つのポイント

おしゃれな家の5つのポイントをご紹介します。

1. デザイン
周囲の景観に馴染むデザインになるよう、周囲の住宅に使われている色、また庭の有無、植栽や植物の量などを確認する必要があります。
長年人気を集め、日本人に馴染みのある北欧ナチュラルにしたい場合は、淡い色の木目調やアースカラーを内装に多く取り入れると良いでしょう。

2. 素材の選定
高品質な素材を使用することも重要です。無垢材のフローリングや天然石のカウンタートップは、高級感を演出し、経年変化を楽しむためのコストパフォーマンスも良いです。

3. 配色
おしゃれな家の基準は、色味を3色程度で抑えることです。調和の取れた色使いは、空間に統一感と安定感をもたらします。例えば、黒やシルバーなどのモノトーンを基調とし、アクセントとして鮮やかな色柄を少量使うことで、洗練されたクールで大人っぽい印象になるでしょう。

4. 照明
ダウンライトなど調光機能付きのライトを取り入れ、シーンに合わせた雰囲気を演出することができ、室内にインパクトを与えることも可能です。

照明の存在感も楽しみたい人は、LDKの壁や天井の段差を利用した間接照明もおすすめです。

5. 機能性
デザインだけでなく、住みやすさや安全性も重要です。たとえば小さなお子さまやペット、年配者が一緒に住む場合、スケルトン階段やらせん階段は安全性に欠けてしまうので計画の段階で配慮が必要でしょう。

上記のように、おしゃれな家にはさまざまなテイストが必要です。より希望に合うおしゃれな家をつくるために、1階と2階部分に分けた施工例をご紹介します。

便利な生活空間を提供する3LDKの間取り

シニア夫婦にとって、3LDKの間取りはより広々とした生活空間を提供します。

3LDKの間取りには、リビング・ダイニング・キッチンの他に、3つの独立した部屋があり、それぞれの用途に応じた使い方ができます。

例えば、一つの部屋を夫婦の主寝室、二つ目をゲストルーム、そして三つ目を趣味やリモートワーク用の部屋として使うことができます。

さらに、3LDKの間取りは収納スペースも豊富で、クローゼットやウォークインクローゼットの設置が可能です。

また、バリアフリー設計を取り入れることで、シニア夫婦が安心して暮らせる環境を整えられます。

キッチンにはアイランドキッチンやカウンターを設置し、料理や食事の準備がスムーズに行えるようにします。

3LDKは、快適で便利な生活空間を提供しつつ、空間に余裕が生まれやすい間取りです。

おしゃれな家のパターン別施工例|内装編

続いてご紹介するのは、おしゃれな家の内装編です。

外からはあまり見えない家の内側はおしゃれさだけではなく、その家で暮らす人が四季の移ろいを感じながら長い間を快適で幸せな時間を過ごせるようにさまざまな工夫が施されています。

では、具体例を見ながら解説していきます。

施工例①:モダンな内装のシンプルな実例

1階内装のおしゃれな家の実例をご紹介します。

モダンなデザインが特徴のこの家の1階部分は、自然光がよく差し込む南側は明るく過ごしたい部屋に最適だったため、オープンなリビングダイニングと客間を設計しました。

一方で北側には書斎や寝室、水廻りを配置。全体的に和のテイストで統一していますが、床の段差や窓から入り込む光量の変化によって各部屋のニュアンスが少しずつ異なります。

床材には高品質の無垢材を使用し、温かみのある雰囲気を演出。家具はシンプルでありながらも高級感があり、モダンなデザインと調和しています。

施工においては、まず基礎部分をしっかりと固めることから始め、鉄筋コンクリート造の基礎は地震対策にも優れ、安全性を確保しています。

次に、断熱性能の高い壁材と二重ガラスの窓を採用することで、エネルギー効率の良い家を実現。内装工事では、無垢材のフローリングを丁寧に敷き詰め、壁面には落ち着いた色合いのクロスを使用しました。

段差のないバリアフリーの2LDKプラン

シニア夫婦にとって、段差のないバリアフリーの2LDKプランは重要な要素です。

バリアフリー設計により、移動がしやすく転倒のリスクを減少させることができます。

例えば、玄関からリビング、寝室、浴室までのすべての部屋がフラットであることがポイントです。

また、広めの廊下と、手すりの設置があることで、安心して生活できます。

リビングとダイニング・キッチンを一体化することで、使いやすく、視界が広がる設計とします。

さらに、主寝室にはウォークインクローゼットを設置し、収納スペースも確保することが可能です。

このような2LDKの間取りは、シニア夫婦が快適に生活できる機能的な住まいです。

中庭のある2LDKプラン

次に、中庭がある開放的な2LDKの平屋間取りです。

一つ目の事例は、各部屋に西向きの窓を設置せず、中庭からやわらかい自然光や通風を取り入れています。
コンパクトな間取りでも中庭を作り、開放感あふれる空間を実現することができます。

二つ目の事例は、玄関ホールからリビングと水回りを行き止まりがないように設置し、効率的に動ける回遊導線にしています。

こうすることで、室内の移動や家事導線がスムーズで、シニア夫婦でもお互いのプライベート時間を確保することができます。

施工例②:充実したおしゃれなプライベート空間の実例

2階内装のおしゃれな家の実例をご紹介します。

2階部分はプライベート空間が充実するように設計されることが主流です。
寝室にはウォークインクローゼットが併設され、収納スペースをたっぷり設置することもできます。

大きな窓からはバルコニーへと続くドアがあり、外の景色を楽しむことができます。また、子ども部屋には遊び心を取り入れたデザインが施されており、かっこいい壁紙や可愛らしい家具が配置されています。

バスルームには最新の設備が整っており、日々の疲れを癒す快適な空間が広がります。

2階の施工例では、間取りを工夫し、各部屋のプライバシーを重視しました。

耐震性を考慮した木造軸組工法を採用し、軽量かつ強固な構造を実現しました。

内装工事では、主寝室のウォークインクローゼットには造作棚を設置し、収納力を最大限に活用できるように工夫しました。

バスルームは防水対策を徹底し、高品質なタイルと最新の浴槽を導入し、疲れが取れる落ち着きのある空間に仕上げました。

子ども部屋の壁紙は、お洒落でありながらも耐久性のある素材を選びました。

施工例③:空間の広がりを最大限に感じられる贅沢なデザイン

こちらの住宅事例では、南側の外観にシンプルなハコ型に整えました。

レッドシダー仕上げの深い軒天井は、リビングの天井ともつながり、奥行きを感じさせます。

画像の写真のように、色の濃いピースと淡いピースの濃淡が目を惹く、人気のレッドシーダー。

濃淡の色の差は、時間の経過とともに少しずつ馴染んでいくのが特徴です。

アウトドアリビングのデッキ材として使われることもあるほど水に強いため、安心してお使いいただける無垢材です。

施工例④:印象的なお部屋

こちらの住宅事例では、照明を一つのアクセントにし、部屋全体にインパクトを与えています。

たとえばゴージャスなシャンデリアや大きめのシーリングライトを設置すると、照明の存在感を楽しめます。

またソファの横や部屋の角に独創的なデザインのスタンドライトを置いてもよいでしょう。

施工例⑤:キッチンとリビングの導線を活かした間取り

こちらの住宅事例では、キッチンとリビングの間にはL字型の大きなカウンターテーブルを設け、料理しながら食事が出せるような設計になっています。

また、リビングの横に、スタディーコーナーの机やテレビボードを設置し、大きな窓から太陽の光が差し込む設計になっています。

また窓と同じく、部屋全体を開放感あふれる間取りにできれば、広々とした空間を楽しめるだけではなく心にもゆとりができます。

いろんな建築家の作品や画像でチェックし、あなたの好みを見つけてください。

おしゃれな家のパターン別の施工例|外構編

続いてご紹介するのは、おしゃれな家の外構編です。

外構やエクステリアは、時間が経った後からでもつくることができるのが魅力です。

ここでは、住宅、別荘、郊外のセカンドハウス、リノベーション・リフォーム、ビルや施設、インテリアデザインなど、こだわりのあるおしゃれな家づくりをつくるためのアイデアを事例付きでご紹介します。

施工例①:ツートンカラーが魅力のおしゃれな外観実例

たとえば、こちらの住宅事例は、ゆとりのある2台分の駐車スペース配置され、青空に鮮やかに映える白い外壁が優雅な印象です。

外観は白やベージュなど明るめの北欧ナチュラルカラーで構成すると、自然をモチーフにしたデザインは普遍的で飽きがきません。

また、レンガ調や木目調のサイディングを使って、ツートンカラーの外観に仕上げるとその家に住まう人のこだわりやセンスを存分に見せられる点が大きな魅力です。

メインカラーを絞りつつ、コントラストが美しい素材や色の組み合わせを選ぶことがポイントです。

さらに、和モダンなデザインにする場合、外観は黒やダークグレーなど、シックな色合いでまとめたり、複数の素材を使ってボリューム感のあるデザインに仕上げるのもおすすめです。

施工例②:ナチュラルテイストの外壁の実例

こちらの住宅事例では、外壁がナチュラルなベージュを基調とし、木の温もりを感じさせる中央の板張りが、外観のアクセントとなっています。

玄関まわりには花や緑が植えられていて、家全体が自然と調和し、より柔らかなイメージをもたらしています。

また、画像のように、建物の配置と窓のデザインも綿密に計算し、光と風を効果的に取り入れられることもポイント。

季節感をより際立てて自然の恵みを感じながら、心地よい暮らしを楽しむことができそうです。

施工例③:温かみのあるウッドサイディングな実例

こちらの住宅事例では、ブラウンの配色が印象的なウッドサイディングの温かみのある外観。

薪ストーブの煙突が目を引き、ベランダの下に積まれた薪が味わい深い雰囲気をより引き立てています。

ウッドサイディングのメインカラーにワンポイントで差し色を入れると、程よいインパクトを与えられ、ログハウスのような温かい印象になるのではないでしょうか。

ただ、周囲の住宅の雰囲気に完璧に合わせる必要があるというとそうではなく、自分の好みを反映しつつ、周囲から浮いてしまうような奇抜なものにならないようなバランス感覚が必要になりますね。

施工例④:家全体の印象が決まる屋根づくり

こちらの住宅事例では、東西に大きく架かった屋根が特徴的な焼杉の外観。西側には窓がなく、夏の西日をカットし、室内の温度上昇を抑えるよう計画されています。

家の外観デザインを決める上で、全体のシルエットや屋根の形状は重要なポイントです。

街並みに溶け込むようなシンプルなデザインにするのか、目を引くユニークな形状にするのかなどを、事前に決めておく必要があります。

また、切妻屋根は落ち着いた雰囲気を醸し出し、片流れ屋根は個性的でスタイリッシュな印象を与えます。

オーダーをする前には、イラストやCGで完成イメージを描いてもらうと具体的にイメージしやすくなります。

施工例⑥:シンプルさとオシャレさを追求したガレージ

こちらの住宅は、正⾯から眺めるとシンプルでスクエアな外観になっています。

スクエアフォルムの直線美が⽬を引き、機能性を兼ね揃えたデザイン性の⾼いスタイルに仕上がっています。
シンプルな構造の四⾓い家は、耐震性を⾼めつつ、オシャレさも追求できます。
建物の凹凸が少なくバランスの良い形をつくりやすいため、耐震性の⾼い家をつくれるケースが多いです。
また、2階建ての場合は上下階の通し柱を配置しやすく、強度を確保することができます。
外観だけで⾒ると、オフィス兼住宅としてもシンプルに扱える施⼯例ではないでしょうか。

おしゃれな家を建てるためのポイント

前述の通り、あれもこれもと取り入れていては個性的な家になってしまいます。

「こだわる=好きなものをつめ込む」ではありません。

二階建てであっても平屋であっても、見た目だけでなく、実際に生活している姿を想像することも重要です。

一つひとつはおしゃれに見えても、好きなものばかりをつめ込んでしまうと釣り合いが取れなくなります。

ちぐはぐな印象を与えてしまい、結果的におしゃれとはほど遠い仕上がりになってしまうため注意すると良いでしょう。

そのため壁や床といった面積の広い部分はシンプルな素材を使い、その空間で主役にしたい部分にこだわりの素材を用いるなど、全体的なバランスを整えながら考えていくことが大切です。

おしゃれな家を建てるうえで注意しておきたいポイントをいくつかご紹介します。

ポイント①:色やテイストの統一感を意識する

まず一つ目の注意点は、外観と内装、インテリアの配色を統一することです。

内装のカラーコーディネートは、黄金比を参考にすると統一感が出ます。反対に、色をたくさん使うと賑やかで明るくなりますが、少し落ち着かない雰囲気になってしまう可能性もあります。

同じ空間にあるリビングやダイニング、キッチン、洗面所などはテイストや色を合わせなければ部屋全体が狭く見えてしまいます。

色を決める際には、必ず大きめのサンプルで確認することをおすすめします。

もしも違うテイストの部屋を作りたい場合には、子ども部屋や寝室といった家のコンセプトにあまり影響しない独立した部屋で検討しましょう。

ポイント②:リビングの開放感を⼤切にする

リビングは家族が集まったりお客様を通したり、⼀番⼈の⽬に触れる頻度が⾼い場所です。

⼤きな窓や吹き抜けがあると、開放感が出てカフェのようなおしゃれな空間になります。
室内を開放的な空間にしてくれる窓は、内と外を緩やかに繋ぐ重要な要素です。
陽の光がお部屋にたっぷり⼊って明るくなるため、快適性もアップするでしょう。
吹き抜けを作るのが難しい場合は、⾼天井にするのも⼿です。⾼天井とは2階の半分程度の⾼さに天井を設ける⽅法です。
場合によっては⾼天井の脇にロフトを作ることもできます。ただし、開放的なリビングは暑さや寒さを感じやすくなるため、家の断熱性能を⾼めることも⽋かせません。

ポイント③:収納スペースを効率的に設ける

おしゃれな家というと、一見デザインや色など、見た目だけにフォーカスしてしまいがちです。

家を建てる際は、外観だけでなく室内の快適性も重視すべきです。

衣類や雑貨などの量に応じた収納スペースを設けるようにしましょう。

最適な間取りを考え、家族全員がストレスなく快適に過ごせるよう配慮しましょう。

また、空間を綺麗に見せたいなら、壁面収納がおすすめです。

壁に凹凸がなくなるため、空間をすっきり見せて圧迫感を与えません。

壁一面を壁面収納にすれば、統一感を出しつつたっぷりの容量を確保できますし、部屋全体が広々とした印象になるでしょう。

ポイント④:利便性や機能性を重視した窓づくり

たとえば道路に面した方角に大きな窓を設けてしまえば、車や通行人から家の中が丸見えになってしまいます。

また日が当たりにくい方角に窓を設置しても、光をうまく取り入れられずに暗い家になってしまうでしょう。

こうした機能性や利便性も考慮しながら大きな窓を検討していく必要があります。

さらに、一通りの少ない裏路地のような一角にある敷地や人通りは少ない立地では、外部からの視線を気にすることがないよう、開口部を極力小さくして防犯に配慮することも大事でしょう。

ポイント⑤:階段

おしゃれな階段として注目を集めているのは「スケルトン階段」や「らせん階段」です。

上の写真のようなスケルトン階段は、隙間のような抜け感があり室内の雰囲気を軽やかにしてくれます。

木造住宅を斬新でおしゃれな家にリフォームした場合は、一般的な玄関スペースは設けず、緩やかならせん階段がある中庭が、玄関とリビングの併用として設計することが可能です。

しかし、毎日上り下りする階段は住人の安全性を第一に考えて安心して使えるものを選びましょう。

ポイント⑥:外構・エクステリア

たとえば車を持っている人は、一般的な駐車スペースを設けるのではなく、写真のように住宅の1階部分を活用した東西方向に大きく屋根をかけた「ビルトインガレージ」にするとハイセンスな外構になるでしょう。

また、画像のように、重厚感のあるRC造のガレージ上に、飛び出すようにバルコニーの壁を設置したり、ガルバリウム外壁にしたり、圧倒的な存在感を放ちます。

その他には、庭に植えた樹木の下にライトを設置すれば、日中と夜では表情を変える美しくライトアップされた木々たちが注目を集めます。

具体的なデザインアイデアと施工例

おしゃれな家とは、個性やこだわりが光る家と言い換えてもいいのではないでしょうか。

ここでは、こだわりのあるお家づくりをしっかり叶えるため、間取りなどの内装から外観までトータル的に見ていきましょう。

外からはあまり見えない家の内側はおしゃれさだけではなく、その家で暮らす人が快適で幸せな時間を過ごせるようにさまざまな工夫が施されています。

マイホームを建てるときは、なにかと動くお金が大きいですが、「なにに一番こだわりたいのか」といった優先順位を決めてコストを配分することも忘れないようにしましょう。

次の項目からはそれぞれのアイデアと施工例について詳しく解説します。

リビングのデザインと配置のアイディア

上記写真の例では、スキップフロアと吹き抜けが特徴的な和モダンテイストの家です。

吹き抜けの横には大きな窓があるため、リビングに光が良く入り開放的な雰囲気です。

住宅会社と日射シミュレーションなどを重ねて、緻密に計算された空間になっています。

ステップフロアを作ることで空間を有効活用しつつ、立体的なデザインを実現できます。

また、リビングをおしゃれに仕上げるためには、開放感と心地よさが重要です。

リビングは家族全員が集まる場所であり、全員が毎日使う場所ですから、自分だけのこだわりをつめるのではなく家族の意見も聞いてみましょう。

キッチンの設計例と実用的なアイデア

上記写真の例では使いやすいアイランドキッチンを採用し、シンクの背面には広々としたカップボードを設置し、あえて「魅せる収納」をしています。

その理由は、ガラス戸棚やウォールシェルフを活用してお気に入りの食器やグラス、趣味のアイテムなどを並べれば部屋のアクセントにもなり、隅々までおしゃれさを追求できるからです。

空間をスッキリ見せて、部屋全体が広々とした印象にしたいという方は、「隠す収納」をうまく活用して、無機質さや生活感をなくすことが重要です。

また、他の設計例では、吹き抜けからの光がセンターキッチンまで差し込む、素敵な空間になっています。

内装は、漆喰壁と木で仕上げたナチュラルな雰囲気です。建具や家具などに少しビビッドカラーを入れることで、北欧ナチュラルの世界観を体現しています。

外観や外構デザインの具体的なアイデア

特徴的な形も素敵ですが、長く愛着がわくあっさりした形をおすすめします。

上記写真の住宅では、一坪庭やアプローチといった外観のデザインにも、こだわりが満載です。浴室から坪庭が見えるようにするなど、室内から外を見たときの景観まで計算し尽くされています。

アプローチには趣深い景石を使い、日々の暮らしに彩を添えています。

家の外観デザインを決める上で、全体のシルエットや屋根の形状は重要なポイントです。

街並みや環境に溶け込むようなシンプルなデザインにするのか、目を引くユニークな形状にするのかなどを、事前に決めておく必要があります。

また、切妻屋根や片流れ屋根など屋根の形によって印象は大きく変わるため、屋根のイメージも固めておくと良いでしょう。

車を所持している場合は、重厚感のある3階建てのビルトインガレージハウスなどスタイリッシュな外観をプラスすることもできます。

木材を取り入れた心地よく暮らせるアイデア

上記写真の住宅では、リビングには吹き抜けがあり、1階と2階の窓から降り注ぐ光がお部屋を明るく見せてくれます。

ウッドデッキや書斎など家の細部まで木の素材にこだわり、温もりを感じる空間です。

リビングの横には畳スペースがあり、和の雰囲気を演出しています。木々や花、畳といった自然素材の心地よい質感を満喫できるのが魅力です。

快適で非日常を堪能できる素敵な住宅となりました。

またこちらの住宅では、テイストの違う木材を散りばめて、ウッディなナチュラルさに重きを置いています。

天井には空気を循環させる役割のシーリングファンを取り付けたことで、まるでホテルの一室のような特別感を味わうことができます。

スキップフロアで快適な空間を生み出したアイデア

上記写真の住宅では、スキップフロアと吹き抜けが特徴的な和モダンテイストの家です。

リビングの一部を吹き抜けにして、空間にメリハリをプラスしました。

吹き抜け部分の天井は板張りになっていて、上を見上げると美しい木の模様を楽しむことができます。

スキップフロアを作ることで空間を有効活用しつつ、立体的なデザインを実現しています。

また、リビングに置かれている家具にも注目です。

全体的に背の低い家具を選ぶことで、空間に余白が生まれ、和モダン特有の上質な空間を演出できます

おしゃれでモダンな二世帯住宅のアイデア

親世帯は1階、子世帯は2階の適度な距離感で暮らせる二世帯住宅です。

異国を思わせるほど美しい白の外壁と特徴的な形がよく馴染み、近代的でおしゃれな印象を与えます。

完全分離型の二世帯住宅ですが、日頃から子ども夫婦や孫とコミュニケーションが取れるように、中が見えるオープンな出入り口を作りました。

また、個室を横断するようにロフトを設置。3人の子ども部屋を緩やかにつなげることができ、家族の一体感を演出しました。

子どもたちや孫が帰宅したら気軽に「おかえり」と声をかけられるようになっています。

おしゃれな家を実現するための注意点

おしゃれな外観の建物を作る際、周囲の人からの第一印象も大事にしつつ、耐久性やメンテナンスのしやすさも重要です。

家の環境に合った素材や塗装を選択することで、美しさや強度を長持ちさせることが可能になるからです。

例えば、サイディング(サイディング:セメントと木製繊維を混合させた外壁を覆うためのパネル状の外壁材)は、耐久性が高く、定期的なメンテナンスが比較的容易と言われています。

塗料も種類によって耐候性が異なります。外観デザインに合わせて、窓やドアなどの付属品も、耐久性の高いものを選ぶと良いでしょう。

それでは、どういったところに注意すると良いのか詳しく見ていきましょう。

動線計画の2つの重要性

動線計画を入念に練っておくと、快適に暮らすことができます。とくに家事動線は、できるだけ短くなるように計画しましょう。

1つ目は、洗濯をするときです。
洗濯機置き場と物干し場が離れていると不便です。

洗面所に洗濯機を設置しているご家庭も多いですが、衣類を干す場所が離れた所にある間取りだと移動する時間がかかります。

そこで洗濯機や洗濯物を干す場所、アイロン台を置くスペースなどを一つにまとめた「ランドリールーム」をつくることで家事動線がスムーズになります。

2つ目は、キッチンの場合です。
アイランドキッチンを設けることで、左右どちらからも出入りできるようになり、余計な移動をせずに済みます。

コスト配分のバランスを考える

予算内に収めるポイントは、優先順位を決めることです。

たとえば「リビングは高価な無垢のフローリングにする代わり、寝室はクッションフロアにしよう」というように、優先順位に応じてメリハリをつけるのが肝心です。

こだわりを詰め込みすぎると、予算オーバーになりかねません。

あらかじめ予算枠を決めておき、プロ目線のアドバイスを受けながら、無理のないコスト配分で家づくりの計画を立てましょう。

なかなか好みが見つからなかったり、決め方がわからない時は、一級建築士の資格をもつ専門スタッフに建築家を紹介してもらうことや、あなたの悩みや募集を気軽に専門家に相談することもできます。

ハウスメーカーと工務店、設計事務所どこがおすすめ?違いと選び方

「おしゃれな家を建てたい」と思ったとき、まず何が必要でしょうか?

後悔しないための3つの選び方をご覧ください。

ハウスメーカーは、多様なプランのなかからご自身の好みに合わせて選んでいくスタイルが一般的です。価格はやや高額ですが、保証やアフターサービスが充実しています。

工務店は、地域密着型で柔軟な対応が可能です。予算に応じた提案や土地探し・エリア検討や資金計画からの相談までワンストップでサポートしてくれるのが魅力でしょう。

設計事務所は、表現したいデザインや細かな要望に対応します。オリジナリティを重視する人向けで、施工は別途工務店の店舗と連携する必要があります。

コスト面、こだわり、サポート重視のポイントに応じて、あなたぴったりのアドバイザーのプロを選びましょう。

家を建てる費用はいくら必要?考え方を解説

家を建てる費用はいくらくらいが相場なのでしょうか。

価格相場は時代によって更新されていくものなので、おおまかな考え方を解説していきます。

東京近郊での注文住宅では、
2,000~2,500万円
3,000~3,500万円
が平均的になります。

大体30~40坪の住宅を建てることが可能です。

また、120坪以上の広くて大きめな敷地に建てる場合は、マイホームというよりは高収益を出すアパートを建てることに向いていると言えるでしょう。

しかし「せっかく家を建てるのだから」と金額をあまり気にしないでいると、その後のライフプランに大きな影響を及ぼしてしまう可能性があるため注意してください。

コスト面を抑えたい場合は、自分で思うおしゃれな家や素敵な家の実例を雑誌やインターネットで探し出し、それを建築会社に共有してください。

見積作成をはじめ、土地探しやローンからの相談もフルサポートしています。

ポイント②:リビングの開放感を大切にする

リビングは家族が集まったりお客様を通したり、一番人の目に触れる頻度が高い場所です。

大きな窓や吹き抜けがあると、開放感が出てカフェのようなおしゃれな空間になります。

室内を開放的な空間にしてくれる窓は、内と外を緩やかに繋ぐ重要な要素です。

陽の光がお部屋にたっぷり入って明るくなるため、快適性もアップするでしょう。

吹き抜けを作るのが難しい場合は、高天井にするのも手です。高天井とは2階の半分程度の高さに天井を設ける方法です。

場合によっては高天井の脇にロフトを作ることもできます。ただし、開放的なリビングは暑さや寒さを感じやすくなるため、家の断熱性能を高めることも欠かせません。

まとめ

今回は、おしゃれな家をつくるにはというテーマでそれぞれのポイントを見てきました。

まず、おしゃれな家にはさまざまな種類があり、自分たちに合ったテイストを選ぶことで家で過ごす時間がより一層豊かになります。

「おしゃれな家を建てたいけど、具体的なイメージが湧かない」「自分に合ったテイストの見つけ方がわからない」という方は、気軽にメーカーさんに相談しましょう。

家作りの検討の進め方や予算の立て方、建築会社の選び方など不安やお悩みをしっかりとお話されることが家づくりのスタートです。

Today’s Person

山陰の家づくりを全力応援する住まいるマガジンのスタッフ記事です!
次回もお楽しみに!

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ハウマガ編集部