暮らしのコンシェルジュVol7_3「たなべの杜の無垢材に注目!」
記事
ハウマガ編集部
たかはす
山陰のハウジングメーカーのスタッフ取材記事第7弾!
今日は松江市にある株式会社たなべの杜本社にお邪魔し、お話を伺います。
本日のトークは営業の宮崎さんにたなべの杜の家づくりについてお話しいただきます!
所属:
株式会社たなべの杜
営業部 宮崎さん
今回も松江市、たなべの杜さんに伺っています!
こんにちは!今日もよろしくお願いいたします。
前回は、560年以上前から地域の発展に貢献されてきた田部グループの系譜を糧に、山林にアイデンティティーを置いて木造住宅を造っているというお話を伺いました。今回は、実際に「たなべの杜」で建てられた家や建具、家具などを見せて頂けると聞き、ワクワクしています。
こちらこそよろしくお願いします。まず、無垢の床材を紹介したいと思います。当社がお勧めするのは、国産材を主とした無垢材です。天然木ならではの風合いと素材感があり、時を経るごとに色や表情を変え、調湿作用がある無垢材は、健康的で安心感に満ちた暮らしを創り出してくれます。長年に渡って、山林業や製材業に従事してきた私たちだからこそできるご提案です。
一言で「木」と言っても、節の有無や色合い、木目の具合など本当にさまざまで、悩んじゃいますね。
1本として同じ木はないですからね~。それぞれの木材の特徴やメリット、デメリットなどは詳しく説明させて頂くのでご安心ください。
ふふ、まさに「木」になる話…。
えーと、ちなみにこちらは、吉田町にある社有林の杉です。杉には多くの地域品種があって、色合いや材質がそれぞれ異なるんです。加工性に優れ、古来から神社仏閣など歴史的建造物にも多く使われてきました。特有の芳香があるため、杉樽に貯蔵して日本酒に香りをつけたりもされてきました。
前回のお話の中で、家具も造って下さると仰られていましたよね。
よくぞ聞いてくださいました!先日もお伝えしましたように、当社には木に詳しい家具造作専門の社員がおりまして、素材の特徴や風合いを生かしたオンリーワンの逸品を作ることができるんです。こちらをご覧ください。
わぁ~。なんだか映画のワンシーンみたい。
美しい庭の風景を切り取ったバッファ空間にベンチを造作しています。ゆったりした空間で寝転がったり、日向ぼっこしたりして穏やかな時間を過ごして頂けます。座面は高級感のある幅広のタモ材、下部は収納スペースにもなっていいます。
手前のテーブルももしかして造作ですか?
ベンチと同じタモ材で仕上げました。柱脚部分はあえてスチール製にして、床のタイル同様ブラックの焼き付け塗装を行っています。空間において木の要素が多くなり過ぎないようにしています。
空間全体のバランスを踏まえて家具を仕立てて下さるなんて、ハウスメーカーさんに造作家具をお願いできるからこそですね!
まだまだ行こう!無垢材の優れたポイント!
他にもお見せいただけるものがありますか?
はい!こちらはある施主様の御宅なんですが、近年省略しがちな廊下にあえて7帖ほどのスペースを確保し、幅620センチ×奥行き61・5センチの大容量壁面収納を造りました。発想を転換することで、“邪魔もの”扱いされがちな廊下を魅力的な空間に造り替えることができる、と提案させて頂いたところ共感頂き、「物を管理しやすくなり、暮らしやすい」と喜んでもらっています。
利便性だけでなく、木が紡ぎ出す存在感が素敵ですね。たたら製鉄から継承されてきた強い木への想いがひしひしと伝わってきました~。最後に一つ教えてください。会社の名前です。どうして「たなべの『森』」じゃなくて、「たなべの『杜』なんですか?
これまたよくぞ聞いてくださいました!通常よく使われる「森」は、自然の「森」。一方「杜」は人が手を加えた「森」、人の手が入った「森」だと考えています。
ほうほう!
家って人がつくるもの。しかも物理的に人がつくるというだけではなく、お客様と何度も対話を重ね、お客様さえ具体化できていない想いやイメージを形にしていくことで完成するものだと思っています。「杜」には、何十年かけて育てられた木を生かし、お客様と私たちが一体となって家を造り上げていくという想いが込められているのです。
なるほど~。しかも、そのバックボーンには田部家が数百年にわたって製鉄業、山林業に従事してきたという歴史と想いが厚い層として存在するわけですね。今度はぜひ吉田町の山にお邪魔して、山の雰囲気も味わってみたいです。素敵なお話ありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました!
Today’s Person
所属:
株式会社たなべの杜
営業部 宮崎さん
記事
ハウマガ編集部
たかはす
宮崎さ~ん。こんにちは。本日もよろしくお願いします。