暮らしのコンシェルジュVol9_2「東洋ソーラー:太陽光発電システムと蓄電池って?」
記事
ハウマガ編集部
ゆうD
山陰のハウジングメーカーのスタッフ取材記事第9弾!
今日は東洋ソーラーにお邪魔し、お話を伺います。
本日のトークは東洋ソーラー、小林さん!
所属:
東洋ソーラー
営業部部長 小林さん
今回も東洋ソーラーさんにお邪魔しています!
2000年に住宅用太陽光発電システムの販売と施工をスタートしました。当初は価格が高いこともあって受注が伸び悩みましたが、環境意識の高まりや原子力発電のリスク浮上、政府の補助金制度などで徐々に需要が高まっていきました。
時代のニーズに対する先見の明があったんですね。
24年2月現在、太陽光発電システムは6300件、蓄電池は1040件の施工実績を誇り、住宅施工では山陰でトップクラスだと自負しています。販売と施工を自社で一貫して担うスタイルと、アフターフォローの充実がお客様の信頼につながっていると考えています。
お陰様で法人契約先は中国・九州地方など山陰外にも広がっています!
原油価格の高騰や円安の影響で近年電気代が値上がりし、節約を狙って太陽光発電や蓄電池を考える人が増えていると聞いています。また東京都では2025年から、温室効果ガス排出削減を目的に新築建築物への太陽光パネル設置が義務付けられましたよね。業界にとっては“追い風”が吹いているのでは。
当社は2023年度、個人住宅で前年度比約1.3倍、法人では約5倍もの新規受注を頂きました。特に電気代だけで年間数百万円、数千万円かかるような大型店舗では、昨今の高騰状況は死活問題になっているようです。
お客様へのサービスについてもっと詳しくうかがいます!
太陽光発電の導入のタイミングって、新築時の方がいいんでしょうか。
新築時なら住宅ローンに組み込めたり、足場費用を削減できたりする場合があるのでコストを抑えやすいというメリットはあります。実は私も2年前にマイホームを建てた際、太陽光発電も蓄電池も導入しました。ただご家庭によって予算や人生設計も違うので、じっくり相談にのらせてください。
早くから太陽光発電システムの導入を進めてきた東洋さんには、修理や交換の問い合わせも来始めているのでは。
任せてください。アフターフォローには自信があります!個人住宅の場合、当社は施工時に点検項目をダブルチェックするほか、施工後も基本的に年に1度は専門のスタッフが設備点検を行っています。実はその際に、お客様から寿命を迎えたパネルの不具合や蓄電池導入、経営する法人での取り付けなどを相談頂き、新たな受注につながるケースが少なくないんです。
なるほど~。蓄電池の需要も増えているんですか?
関心を持つ方は多いのですが、太陽光発電システムに比べ、価格があまり下がらないのがネックになっています。なので、本当に必要な方にのみお勧めしています。
必要じゃない人もいるってこと?
たとえば就寝時間が早く、昼中心の生活を送るご家庭なら太陽光発電だけで十分です。一方、二世帯住宅などで、昼間は親世代、夜間は若い方々が多くの電気を使うような家庭では蓄電池が活躍します。購入時の費用を、電気代節約といった形で比較的短期間に回収できる方が結構いらっしゃいます。
最近は、EV(電気自動車)を蓄電池代わりにする方も増えているとか。
当社では、EVに蓄えた電気を家庭で使えるように変換する「V2H機器」も販売しています。V2H導入に関しては国の補助金が手厚く、場合によっては経費の約半分を補助で賄えるケースもあり、EVを持っている方にはお勧めです!
蓄電池やV2Hは非常時の電源としても注目を集めていますよね。
配線工事の必要がないポータブル蓄電池や投光器などを備えた「防災タワー」も当社で扱っているのですが、企業や公民館などから結構問い合わせが来ています。
電気がなくなったらホント大変ですもの……。
蓄電池って大黒柱だと思うんです。
?
停電などの非常時でも、蓄電池があれば家を暖かく明るく保ち、そこで暮らす家族の心身を守ることができます。電気代節約という側面だけでなく、大切な人のためにも導入を考えてみてください。
最後にしびれるお話。ありがとうございました!
Today’s Person
所属:
東洋ソーラー
営業部部長 小林さん
記事
ハウマガ編集部
ゆうD
小林部長、今日は太陽光発電システムや蓄電池について具体的に教えてください。東洋ソーラーさんが太陽光発電システムを扱い始めたのは、山陰では非常に早い時期だったと聞いています。