暮らしのコンシェルジュVol10_2「アート建工出雲店:地域密着型の家造り」
記事
ハウマガ編集部
たかはす
山陰のハウジングメーカーのスタッフ取材記事第10弾!
今日はアート建工さんにお邪魔し、お話を伺います。
本日のトークはアート建工、日野さん!
所属:
アート建工出雲店
営業部 日野さん
今回もアート建工出雲店さんにお邪魔します!
モデルハウスやオフィス棟などに加え、1年中、冬季の断熱性能を体感できる山陰初の断熱館など5棟が揃っています。
ワクワクします!じっくり見させて頂く前に、まずアート建工さんの魅力を教えてください。着工棟数を年々増やしており、今やエリア着工棟数NO.1の山陰密着型ハウスメーカー。その要因ってずばり何でしょうか。
第一に挙げられるのが、山陰の気候風土に合わせた家づくりを徹底的に考えてきた点です。建築熱・空気、省エネルギーに取り組む東京大学の前真之准教授との共同研究で、山陰スタンダードのモデルハウスを設計・建設。住環境に関する各種データを収集し、夏涼しく、冬暖かく過ごすための熱環境、明るい室内をつくる窓の配置、省エネ創エネ効率を最適化する屋根のかたちなどを導き出し、実際の住宅設計に積極的に取り入れているんです。
山陰の気候と言えば、1年の約半分が曇りや雨で、年間通して湿度も高い……。
そうなんです!私たちの調査ではバルコニーがほぼ使われていないことが判明。そこで「バルコニーレス」を標準化しました。そのぶん、室内空間を広く取るオリジナル設計を実現しています。
山陰って共働き世帯が多いから、天候の急変にも対応しにくいですもんね。
雨の日でも濡れずに開け閉めや施錠ができるよう、玄関周りの屋根や庇を長めに設計することも提案しています。除雪の負担や落雪のリスクを減らす屋根、建物の劣化を防ぐのに最適な深さの軒など、随所に独自の工夫を散りばめているんです。
きめ細かいですね~。
断熱性能を表すUA値は、国が2030年に新築住宅の半数以上で達成を目標に掲げる「0.6以下」を超える「0.42」。HEAT-20・G2以上クラスの断熱性能を実現しています。実は、もっと性能を高めることは可能です。でもそのぶん電気代などのランニングコストもかかります。ここ山陰は寒さの厳しい北国でもなければ南国でもありません。あくまで「山陰の気候条件に合った品質」を、価格を含めた最適プランで提案させて頂いています。
山陰スタンダード恐るべし!
アート建工さんの家造りのこだわりをもっと伺っていきます!
アート建工さんといえば、グループで三つのブランドを展開されているのも特徴の一つですよね。
完全自由設計の「アート建工」、リーズナブルで高性能な「トコスホーム」、資産性の高い立地にこだわった高品質分譲住宅「マチリブ」があります。家に求めるものや暮らしの優先順位は皆さん一人一人違います。どんな方にも対応できるのが当社の強みです。
打ち合わせを進める中で初めて、家づくりのプランが固まっていく方もいますよね。
時には、お話の内容に応じてお客様が当初考えておられたブランド以外のプランをお勧めすることも。最終的にはとても満足頂き、当社全体ではオーナー様からの紹介率が約50%と非常に高いんです。
2019年度には86棟だった年間着工棟数が、23年度には約3倍の250棟超。すごい人気と勢いですね。
建てた後の初期補償は20年、加えて最長60年の長期サポートシステムで安心をお届けてできている点や、自社で不動産部門を持ち、土地情報力が強い点なども評価頂いています。
ちなみに最近は平屋が人気だとか。
注文住宅に限れば、最近は6:4の割合で平屋が多いですね。平屋の施工実績が多いという理由で当社を訪ねてこられる方も少なくありません。デザインや技術力にも秀でており、先日はお客様の要望で当社としては初めて円形のニッチを設計。とてもきれいな仕上がりで、改めてわが社の底力を感じました。
どんなニーズにも高いレベルで対応――。アート建工恐るべし!
包容力には自信があります(笑)。次回は、御自身に合った断熱性能を体感できる断熱館をじっくり紹介させてください。
山陰初の施設なんですよね。楽しみです!
Today’s Person
所属:
アート建工
営業部 日野さん
記事
ハウマガ編集部
たかはす
こちらが今年3月にグランドオープンした「渡橋アートビレッジ常設展示場」ですね!