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暮らしのプロと住まいるトーク♪ vol.1 インテリアコーディネート 「住まい」は暮らしの舞台。インテリアコーディネートも手掛ける洋服屋さんのご夫婦が語る、家とのちょうどいい関係【前編】

MOMO'sBLOGハウジングマガジン暮らし・ライフスタイル
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家を買うときって、間取りや立地、予算ばかりに気を取られてしまいがち。
でも、実際に住んでみて初めて気づく「心地よさ」や「居場所のつくり方」ってたくさんあると思うんです。
私自身、実際に自宅を建ててから「もっと早く知っておけばよかった」と感じたことがたくさんあります。

そんな気づきを、これから家づくりを始める人や今の暮らしにモヤモヤを感じている人に伝えたい!
そう思って「暮らしのプロと!住まいるトーク」が始まりました。

初回ご登場いただく「暮らしのプロ」は、島根県松江市にあるセレクトショップ「TRIBECA(トライベカ)」の敏男さんと香菜子さん。
お二人は夫婦でもあり、プロフェッショナルとして流行りに囚われないライフスタイルアイテムやインテリアコーディネートの発信を行っています。

肩肘張らないのに、ふとした言葉にドキッとさせられる。
そんなお二人に、失敗しないための住まいと暮らしのコツを伺いました。

TRIBECA(トライベカ)TRIBECA(トライベカ)は国内外の衣服、家具、雑貨をはじめとするさまざまなものをセレクトしていきます。
その他、住宅・店舗・オフィスなどの空間や部屋全体のコーディネイトなどもお任せください。
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アパレルショップがなぜ、インテリアコーディネートを始めたのか

まずは、TRIBECA(トライベカ)さんのことやお二人のことを教えてください。

TRIBECA(トライベカ)としては、メンズ・レディースのセレクトショップ (洋服屋)をやりつつ、インテリアコーディネート事業とインテリアアイテムの小売事業を行っています。家に関しては、僕が照明・家具などを担当して、

私が、ラグ、カーテン、フラワーベース(お花)など住宅のインテリア小物、住宅の内装提案を行っています。

”インテリアコーディネートもする洋服屋さん”って珍しい!どんな風に今の活動にたどり着いたのでしょうか?

両方やろうと思ってたのではなく、本当にたまたまで笑。
キッカケは、アパレルやインテリアの合同展示会によく行っていたことと、学生時代の専攻が建築科だった(敏男さん)のも始めるキッカケです。
あと、自分達の家を建てた時にオープンハウスをしたことがとても大きいですね。

アパレルショップを運営する中で、ディスプレイを見てくれたお客様から服だけではなく住まいのインテリアコーディネートのご要望をいただいたんです。私たち自身の家づくりもあり、お客様の喜ぶことをやろうとしてたら、、、

自然と”衣”と”住”もやることになったと。

そうなんです笑。思わぬ収穫もあって、お客様の好きなお洋服を知っていると、なんとなく好みやテイストがわかってくるじゃないですか。だから、その人がいる空間をより居心地よくしようと思って提案しているので、すごくやりやすいんです。

最近では、個人宅だけでなくホテルや住宅展示場内のモデルハウスのコーディネートをすることもあり、仕事の幅が広がっています。
https://www.instagram.com/reel/DI6OgZMhPFE/?igsh=MTI2M2FjemozMmtsZg==

ご夫婦で“暮らし”をテーマに活動しているのが素敵です。それぞれの視点が掛け合わさるからこそ見える世界がありそうですね。

「選ぶ家」から「育てる家」へ

お客様一人ひとりの”おしゃれな空間”

お客様の洋服からインスピレーションを得ているというお話でしたが、多岐にわたるインテリアのジャンルから、どうやって1つの物を見つけ出すのですか?

洋服もカジュアル・モノトーン・ドレッシー…などたくさんのジャンルの中から自分が好きなものを選んで来ますよね?それと近いと思うんです。

インテリアを提案するときは、家の外観も見させてもらって、外観と内観に統一感があることを意識しています。服も同じですが、足し算ばかりだと変になってしまうので、引き算もしながらバランスがよい空間になるように心がけています。

例えば、新しく家を建てて何も物がない状態のとき、”おしゃれな空間”にしたいと思っても誰もがセンスがあるわけではないので、そのバランスが難しいんですよね。

たしかに、自分が思う”おしゃれな空間”を言語化できなかったり、そもそも方向性が決まっていない方は結構多いですね。なので、そこから探し出すことになります。

導き出すのはすごく大変そう…。

でも、ご自宅に出向いて「どんな風に暮らしたい?」って色々お話を聞いたり、一緒に考えるのは面白いですよ。

理想があっても、家という箱の都合や土地の条件によって叶えられないときもあります。そんなときでも、おうちそのもののスタイルを大切にしつつ、別の方法を提案するようにしています。

「これがあった方がいいんじゃない?」「照明や壁紙変えてみる?」と色々アイデアを出して、建築や電気関係の知り合いと一緒に現地を見て実現できるか判断して施工したりアイテムを置いてみる。そうして、どんどん素敵な家に仕上がっていくのを見るのは楽しいです。

暮らしの中に“心地よさ”を育てる工夫

お二人の話を聞いて、住まいって「買って終わり」じゃなくて、「育てていくものなんだ」と感じました。

本当にそう思います。家って完成してからがスタートなんですよね。でも多くの人が「モデルハウスみたいな整った空間にしなきゃ」と思ってしまう。実際には、ライフスタイルも変わるし、心の状態も日々違う。だから「足す」よりも、「自分たちの暮らしに合うように整えていく」ことが大事だと思っています。

なるほど。“整える”って、片づけや掃除の話だけじゃないんですね。流行り廃りのないインテリアコーデを得意とされているお二人だからこその視点だと思いました。

そうなんです。例えば「帰宅して最初に座る場所」ってありますよね? 靴を脱いで一息つくその瞬間の「座る椅子」が、玄関にひとつあるだけで、日々の疲れが違うんです。そんなふうに、“自分に合った暮らし”って、小さな工夫から始まるんですよ。

なるほど。家で過ごす人に合わせた小さな工夫が、暮らしの“心地よさ”に繋がっていくんですね。

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Message

ここまで読んでいただきありがとうございます!
さて、前編のまとめです。
●TRIBECA(トライベカ)はインテリアコーディネートもする洋服屋さん。
●きっかけはお客様からの住まいのインテリアコーディネートのご要望があったから。
●洋服の好みと理想の暮らしを深掘りしてインテリアを提案している。
●ライフスタイルに合わせた流行り廃りのないインテリアコーデが得意。
後半にもぜひご期待ください★

Profile

TSKアナウンサー 山下 桃 やました もも ●出身地:鳥取県鳥取市
●5月4日生まれのB型
●特技:宅建士・麻雀

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