ローコストな家を建てるなら必見!山陰で後悔しない「安くて快適な家」とは?
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ハウマガ編集部

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「家を建てたいけれど、予算が……」
最近、そんな悩みをよく耳にします。
でも、いざ購入を考えたときには、
「価格をを抑えている分、品質は大丈夫?」
「山陰の冬に耐えられるの?」
と、不安を感じる方もいるかもしれません。
実は、一番怖いのは「建てた後」にお金がかかることです。
初期費用を抑えても、寒くて暖房費が跳ね上がってしまっては意味がありません。
この記事では、放送実績50年以上のTSKさんいん中央テレビ住宅部門の監修による信頼できる情報をもとに、「暮らしのトータルコスト」まで抑えた後悔しない家づくりのヒントをご紹介します。
山陰で「ローコストな家」を選ぶ人が増えている理由

「山陰は土地が広いし、昔ながらの大きな家を建てるのが普通」
……そんなイメージを持つ方もおられるかもしれません。
しかし、最近、ここ鳥取や島根でも家づくりの事情は大きく変わり、あえて「ローコストな家」を選ぶ方が増えています。
単なる節約以上の、今の時代ならではの切実な理由をご紹介します。
物価高騰下でも無理なく家を建てられる
一番の理由は、近年の急激な物価上昇です。
スーパーの食材からガソリン代まで値上がりが続き、建築資材の価格も高騰。
「数年前なら予算内で建てられたはずの家が、今は手が届かない」というケースも珍しくありません。
「家にお金をかけすぎて、日々の暮らしが苦しくなるのは嫌」
「無理な住宅ローンを組んで旅行や趣味、子供の教育費を我慢するよりも、家の建築費を抑えて、ゆとりのある生活を守りたい」
このような価値観が、子育て世代を中心に広まっています。
「小さい家」や「平屋」でシンプルに暮らせる
もう一つの理由は、ライフスタイルの変化です。
昔のように親戚一同が集まる機会も減り、核家族化が進んだ今、「掃除が大変なだけの広い部屋はいらない」と考える方もいます。
そこで注目されているのが、必要最小限の広さで暮らす「小さい家」や「平屋」です。
床面積が小さければ、当然建築費用は安くなります。
あえてコンパクトにすることで予算を抑えつつ、家族の距離が近いシンプルな暮らしを実現する。
そんな「賢い選択」としてローコスト住宅が選ばれています。
ローコスト住宅が安い理由

とはいえ、「安いのには裏があるのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。
ローコスト住宅が安い理由は、徹底的な合理化です。3つの主な理由をご紹介します。
材料の大量一括仕入れ
全国展開のメーカーなどが、同じ建材や設備を大量に仕入れて単価を下げています。
形状の単純化
凸凹の多い家は、壁や屋根の面積が増えて手間も材料費もかかります。
逆に、真四角に近い「箱家」や総二階建てにすれば、構造がシンプルになりコストダウンできます。
人件費の削減
工場であらかじめ部材を加工(プレカット)し、現場での作業時間を短くすることで、職人さんの人件費を抑えています。
ローコスト住宅のデメリット

一方、デメリットもあります。それが自分にとって許容できるか、確認してみましょう。
《デメリット①》自由度が低く予算オーバーしやすい
デメリットの一つが「自由度の低さ」です。
多くのローコスト住宅は「規格住宅」といって、あらかじめ決まった間取りプランの中から選ぶスタイルが主流です。
「キッチンの場所を変えたい」「窓を大きくしたい」といった変更をしようとすると、規格外の対応となり、高額なオプション料金が発生することがあります。
「あれもこれも」と要望を詰め込んだ結果、最終的な見積もりが一般的な注文住宅と変わらなくなってしまった、というのはよくある失敗です。
《デメリット②》性能不足だと光熱費やメンテナンス費が高くつく
山陰で建てる場合に最も注意してほしいのが、性能面です。
断熱材のグレードを落としたり、安価な外壁材を使ったりすると、コストは下げられます。
関東などの温暖な地域なら良いかもしれませんが、冬の寒さが厳しく湿気の多い山陰では致命的です。
「家は安く建ったけれど、冬は寒くて暖房費が毎月数万円かかる」
「10年で外壁がボロボロになり、100万円単位の修繕費が必要になった」
そうなると、元も子もありません。
初期費用を抑えることばかり考えていると、後で高くつくリスクがあります。
山陰の気候で失敗しない!トータルコストを抑えるポイント

山陰でローコスト住宅の建築を成功させるには、「削っていい部分」と「お金をかけるべき部分」のメリハリをつけることが大切です。
建築費だけでなく30年間の修繕費を含めて考える
一般的な素材を使った家は、10年〜15年おきに屋根や外壁の防水・塗装工事が必要となり、その都度まとまった費用が発生します。
一方で、建築時に高耐久な外装材(屋根・外壁)を選んでおけば、大規模修繕のサイクルを30年後まで先送りできる可能性があります。
目先の「建築費」だけでなく、家の維持にかかる「将来の修繕費」まで含めたトータルコストで比較しましょう。
「高気密・高断熱」や「耐震等級3」を選ぶ
山陰特有の「重い雪」や「どんよりした曇り空と湿気」への対策は、家の寿命に直結します。
壁の中で結露(内部結露)が起きるのを防ぎ、家の柱を腐らせないために「高気密・高断熱」性能は必須。
山陰で家を建てるなら、絶対に予算を削れない部分です。
建築物省エネ法でも高い省エネ性能が求められるようになりました。
また、雪が積もった屋根は非常に重くなり、地震の揺れによる負担が増します。
ローコストであっても、耐震等級は最高ランクの「3」を確保しておくと安心です。
これらの性能が標準仕様となっていない場合は、オプションを検討しましょう。
参考:建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律 | e-Gov 法令検索
参考:耐震性能を等級で確認して、安心の住まいづくり
省エネ設備でランニングコストを下げる
「ローコスト住宅に省エネ設備なんて贅沢だ」と思われるかもしれません。
しかし、 電気代が高騰している今、太陽光発電や蓄電池、エコキュート(高効率ヒートポンプ給湯機)など省エネ設備の導入は「光熱費というランニングコスト」を劇的に下げてくれます。
建物本体をシンプルにして浮いた予算を、省エネ設備に回すことで、月々の支払いを楽にできます。
また、国や島根県、県内市町村が実施する補助制度もあります。
家庭の省エネ・再エネ推進をチェックしてみましょう。
予算内で理想を叶えるローコスト住宅

限られた予算でも、工夫次第で「おしゃれで自慢したくなる家」は建てられます。
満足度を高めるためのポイントをご紹介します。
《ポイント①》優先順位を決める
予算が少ないなら、「自分たちにとって何が一番大切か」をはっきりさせる必要があります。
例えば、部屋数を減らすと予算は抑えられます。
子供部屋は将来仕切れるようにして、最初は大きな空間にする。
または、思い切って2LDKの平屋にするなども良いでしょう。
また、1点だけ豪華にするのも一案です。
建物はシンプルな総二階にしてコストを抑え、その分、憧れの「ビルトインガレージ」や、プライバシーを守れる「中庭」など、大切な場所にお金をかけると満足度があがります。
「ここだけは譲れない!」というポイントを一つ決めて、他をシンプルに削ぎ落とすことが、ローコストでおしゃれな家を建てるコツです。
《ポイント②》工務店、ハウスメーカー、建築家の標準仕様を比較する
依頼先ごとに、コストを抑えるための得意分野や工夫のポイントは異なります。
目的や状況に応じて、最適な依頼先を検討していくことが重要です。
地元の工務店
山陰の気候を熟知しており、宣伝費をかけない分、実直な価格で建ててくれます。
融通が利きやすいのもメリットです。
ハウスメーカー
全国規模の大量発注で、設備や建材のグレードが高い割に安いのが魅力。
「標準仕様」のままで満足できるならコスパ最強です。
建築家
「設計料が高い」と思われがちですが、予算に合わせて「市販の安い建材をおしゃれに見せる」「無駄な空間を削る」といったプロのアイデアで、トータルコストを調整してくれます。
《ポイント③》見積もり総額を確認する
ネットの広告などで「500万円の家」「700万円台〜」といったキャッチコピーを見かけることがありますが、これには注意が必要です。
多くの場合、これは「建物本体のみ」の価格。
実際に住める状態にするには、以下のような費用が別途かかります。
付帯工事費:水道の引き込み工事、地盤改良費など
諸経費:不動産登記法に基づく登記費用、ローンの手数料、火災保険料など
「500万円で建つと思っていたら、最終的に1,500万円になっていた」
実は、こうしたケースは珍しくありません。
広告の金額だけで判断せず、実際に住み始めるまでに必要な住み出し価格(総額)で見積もりを確認することが大切です。
ローコスト住宅に関するよくある質問
ローコスト住宅を検討する際によく聞かれる質問は以下のとおりです。
Q.「ローコスト住宅はやばい」「恥ずかしい」と言われますが、本当に大丈夫ですか?
A.
「やばい」と言われる理由の多くは、
・施工不良(職人の技術や管理体制の差)
・説明不足による、完成後のイメージと現実のギャップ
といった点にあります。
価格そのものが原因というより、誰に・どのように建ててもらうかが重要です。
また、「恥ずかしい」と感じるかどうかは、外観デザインの選び方による部分が大きいです。
外壁材(サイディング)にこだわったり、落ち着いた色味を選んだりすることで、価格以上に上質な印象の住まいに仕上げることも十分可能です。
Q. ローコスト住宅は何年くらい住めますか?
A.
現在の住宅は、建築基準法や品確法によって、一定の品質が確保されています。
さらに、万が一の欠陥に備えた瑕疵(かし)担保責任(10年保証)も法律で義務付けられています。
そのため、ローコスト住宅だからといって、構造が弱く、短期間で住めなくなるということはありません。
ただし、山陰エリアは雨や雪が多く、外壁や屋根など外回りは劣化しやすい傾向があります。
「建てて終わり」にせず、建築費を抑えられた分を将来のメンテナンス費として備えておくことで、長く安心して住み続けることができます。
参考:瑕疵(かし)担保責任
参考:建築基準法 | e-Gov 法令検索
参考:住宅の品質確保の促進等に関する法律 | e-Gov 法令検索
まとめ

実際にローコスト住宅を建てた方の声を聞くと、
「住宅ローンの負担が少なくて生活が楽」
「浮いたお金で家族旅行に行ける」
と満足している方が多いです。
一方で後悔している方の多くは、「冬の寒さ」や「音漏れ(壁の薄さ)」を挙げる傾向にあります。
山陰でローコスト住宅を検討する場合、以下の3点が重要なポイントです。
・安さの理由(メリット・デメリット)を理解する
・山陰の気候に合わせて「断熱・気密」はケチらない
・目先の建築費だけでなく、30年間のトータルコストで比較する
見た目の豪華さよりも、山陰の気候に勝てる「家の基本性能」を優先すれば、家族みんなが笑顔で暮らせる素敵なマイホームが実現できます。
まずは、地元の信頼できる会社に「トータルコスト」の視点で相談してみてください。
Today’s Person
山陰の家づくりを全力応援する住まいるマガジンのスタッフ記事です!
次回もお楽しみに!
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