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山陰で後悔しないキッチン間取り|種類・寸法・レイアウト実例を解説

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ハウマガ編集部

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注文住宅のキッチンの間取りは、毎日の暮らしやすさを大きく左右します。

対面キッチンやアイランドキッチン、壁付けキッチンなど選択肢は多く、何を基準に選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。

週末に買い込む食材や日用品、冬の寒さ、朝の慌ただしい配膳。

こうした山陰特有の生活スタイルを前提にすると、キッチンの間取りに求める条件は全国標準とは少し異なります。

この記事では、放送実績50年以上のTSKさんいん中央テレビ住宅部門の監修のもと、山陰の暮らしに合ったキッチンの間取りを解説します。

家づくりの参考にしてください。

キッチンの間取り・レイアウトの種類と特徴

スタイル別の比較

まずは、キッチンのスタイル別の違いです。

キッチンタイプ 特徴 向いている人
オープンキッチン 開放感があり、家族と会話しやすい 家族との距離を近くしたい人
セミオープンキッチン 開放感と目隠しのバランスがよい 家族と会話したいが、生活感も少し抑えたい人
独立型キッチン 手元や調理中の散らかりが見えにくい 生活感を見せたくない人

形状別の比較

キッチンの形状別で比較します。

キッチンタイプ 特徴 向いている人
I型キッチン シンプルで省スペースに使いやすい 調理家電が最低限の人
L型キッチン 作業動線がよく、2人でも使いやすい 調理のしやすさを重視する人
Ⅱ型キッチン 作業スペースを分けやすく、効率がよい 調理と収納場所を分けたい人
U型(コの字型)キッチン 収納力と作業性に優れる 間取りスペースに余裕がある人

配置別の比較

キッチンの間取りの配置では以下の違いがあります。

キッチンタイプ 特徴 向いている人
壁付けキッチン 空間を広く使いやすく、生活感を抑えやすい 調理に集中したい人
対面キッチン 家族やリビングとのつながりを感じやすい 家族と会話しながら調理したい人
アイランドキッチン 開放感が高く、回遊しやすい 見せるキッチンにしたい人
ペニンシュラキッチン 開放感と省スペース性のバランスがよい 使いやすさと見た目を両立したい人

アイランドキッチンのメリット・デメリットや後悔しない選び方は、以下の記事からご覧ください。

キッチンのサイズ

キッチンの平均的なサイズは約4.5畳といわれています。

ただし、これはあくまで一般的な目安です。

LDK全体の広さやその家でどう過ごしたいかによっても適正サイズは変わります。

複数人でキッチンに立つことが多い場合、作業スペースが広いⅡ型やアイランド型を選び、キッチンを家の主役にすると、夫婦や親子で一緒でも広々と調理できます。

キッチンはあくまで調理の場と割り切るなら、壁付け型やコンパクトなI型がおすすめです。

居住スペースを最大限に広げられるため、大人数の家族全員でゆったりと過ごせます。

キッチンの間取りや寸法の基本

キッチンの間取りを考えるうえで、動きやすさや作業のしやすさを左右するのが寸法の基本です。

ここでは、後悔しにくいプランを考えるために知っておきたいポイントを見ていきましょう。

ワークトライアングル

ワークトライアングルとは、シンク・コンロ・冷蔵庫を結ぶ三角形で、効率的な調理動線の指標です。

3辺の合計は3.6m〜6.0mが理想といわれています。

短すぎると調理スペースが狭まり、長すぎると無駄な歩数が増えます。

共働きで2人立ちが多い山陰の家庭では、家事動線が重ならない広めの設計がおすすめです。

通路幅と作業台のサイズ

キッチンの通路幅は1人で使うなら最低60㎝とされていますが、実際には90cm以上はほしいところ。

また、2人で立つ場合や買い物袋を床に置くことを想定するなら、120cm以上が理想です。

横幅(調理スペースの長さ)は60〜90cmが一般的です。

90〜100cm確保できると食材や調理器具を広げてもゆとりが生まれます。

奥行きは65cm以上が目安です。

いただき物の野菜を一時的に置いたり、食材をまとめて下ごしらえしたりする家庭では、作業台に少し余裕があると日々の使いやすさが変わります。

L型、Ⅱ型、U型(コの字型)キッチンを選ぶと、複数人で調理する場合でもスペースを分散できるため作業がしやすいでしょう。

【山陰特化】後悔しないためのキッチンの間取りチェックポイント

キッチンは見た目や広さだけで決めると、住み始めてから使いにくさを感じることがあります。

ここでは、間取りを考えるうえで確認しておきたいポイントをまとめました。

まとめ買いを支える収納の大きさや配置

ストック前提の買い物が多いご家庭ではパントリーの大きさと配置が重要です。

たとえば、米や飲料、冷凍食品、レトルト類などを週末にまとめて買う家庭では、見た目以上に収納量が必要になります。

棚の奥行きは30〜45cmを目安にすると奥の物が死蔵されにくく、可動棚にしておくとストック量に応じて柔軟に使えます。

1週間分の食材に加えて、箱買いした飲料や調味料のストックまで想定しておくと、必要な棚の奥行きや可動棚の枚数も考えやすくなります。

これらのストックの量を把握しておくと、必要なパントリーの大きさをプランナーに伝えやすくなります。

家族の動線がぶつからない冷蔵庫の位置

可能であれば、冷蔵庫はキッチンの入り口付近への配置がおすすめです。

冷蔵庫が入口にあれば、調理中の人を横切らずに家族が冷蔵庫へアクセスできるため、朝の忙しい時間帯でも動線がぶつかりません。

図面上でリビングから冷蔵庫までのルートを指でなぞり、最短で行き来できるかを確認しておくとイメージしやすいでしょう。

親世代と同居・近居している家庭や、来客時に複数人でキッチンに立つことがある場合は、通路幅や冷蔵庫まわりのすれ違いやすさも確認しておくと安心です。

生活感を出さないゴミ箱スペース

ゴミ箱は間取り図で見落とされやすく、後から通路にはみ出すと後悔しやすいスペースです。

設計段階でシンク下やカップボード下部に凹みを作り、分別ルールに合わせてゴミ箱を2〜3個並べられる90cm程度の幅を確保しておきましょう。

今使っているゴミ箱や設置予定のゴミ箱のサイズを測り、図面の空きスペースに収まるか確認しておくと安心です。

山陰のように湿気を感じやすい時期がある地域では、生ごみのにおいがこもりにくいよう、ゴミ箱まわりの通気や換気も意識しておきたいところです。

時短家電をフル活用できるコンセントの数や位置

時短家電を出しっぱなしで使うには、家電の置き場所に合わせてコンセントの数と位置を考えておくことが大切です。

背面カウンターに4〜6口、調理台の手元にも2口あると、家電が増えても差し替えの手間がありません。

コンセントは家電の影に隠れず抜き差ししやすい位置に設定しましょう。

まず炊飯器・レンジ・トースター・ケトルなど、今使っている家電を書き出して必要な口数を把握しておきましょう。

山陰の暮らしに合うキッチンの間取り・レイアウト実例

山陰の暮らしでは、車でのまとめ買いや冬の寒さを踏まえて、移動しやすく片付けやすいレイアウトを考えることが大切です。

共働きの朝をラクにする横並びダイニング

暗く寒い朝の限られた時間のなかで、朝食の準備、弁当づくり、子どもの送り出しを同時にこなす家庭も少なくありません。

こうした慌ただしい時間帯には、キッチンとダイニングを直線に並べて移動を減らせる「横並びダイニング」なら、回り込むことなく横に少し動くだけで配膳できるため、日々の負担を軽減できます。

空間がコンパクトにまとまるため、冬場の暖房効率が上がるのも山陰の暮らしには嬉しいメリットです。

家族を見守りやすいスタディカウンター付き対面キッチン

帰宅後に夕食を作りながら子どもの宿題を見守れるのが、スタディカウンター付き対面キッチン。

キッチンの前面や横にカウンターを作れば、調理と見守りを同時にこなせます。

また、和室や畳コーナーまで視線が抜ける配置にすると、小さな子どものお昼寝も確認できて安心です。

ショールームでキッチンに立って、視線の届く範囲を確認してみましょう。

買い物後に直通する土間収納兼パントリー

週末にまとめ買いした後、大量の荷物を抱えてリビングを通るのは重労働です。

米や飲料、日用品をまとめて運ぶことを前提に、玄関やガレージからパントリーを経由してキッチンへつながる動線を考えておくと、買い物後の荷物を運び込みやすくなります。

また、購入したものをすぐに収納できるため、リビングに荷物を置きっぱなしにしにくいのもメリットです。

駐車スペースから玄関、土間収納、パントリー、キッチンへとつながる動線が短いほど、雨の日や荷物が多い日でもストレスを感じにくいでしょう。

住宅会社へ相談する前に準備しておくこと

「なんとなくおしゃれなキッチンにしたい」という状態で相談に行くと、プランナーも提案しにくく結果として標準プランに落ち着きがちです。

以下の2点を整理してから臨みましょう。

1. 現在の不満を書き出す

まずは、今のキッチンで何が嫌か、何が不便かを具体的に書き出しましょう。

「調理中に手元が暗い」
「コンロとシンクの距離が遠い」
「冬場にキッチンだけ寒い」

これらの日常の小さなストレスを書き出したリストがあれば、プランナーが理解しやすく認識のズレが生じません。

思った通りのキッチンの間取りが実現しやすいでしょう。

2. 優先順位を決める

すべてを叶えようとすると予算が膨らみます。

デザイン優先か機能優先か、どこが妥協できるかを決めておきましょう。

希望の順番を家族でそろえておくと、打ち合わせが進めやすくなります。

「①は動線、②採光、予算の目安は〇〇万円」とシンプルにまとめて伝えるだけで、打ち合わせの質が大きく変わり、時間も短く済みます。

まとめ

キッチンの間取りは、毎日の暮らしやすさを左右する重要な要素です。

この記事のポイントをまとめました。

    間取りは家族との距離感・生活感の見え方を基準に選ぶ
  • ・ワークトライアングルの3辺合計は3.6m〜6.0mが理想
  • ・通路幅は1人で90cm以上、2人なら120cm以上を確保する
  • ・腰壁・ゴミ箱スペース・コンセントは設計段階で計画する
  • ・山陰の共働き世帯には、裏動線・見守り動線・横並びダイニングが特に有効

キッチンの間取りで後悔しないためには、まず「今の不満」と「優先順位」を整理し、そのうえでプロに相談するのがおすすめです。

TSKさんいん中央テレビ住宅部門では、山陰の気候や共働き世帯の生活動線を熟知したプランナーが対応しています。

この記事を読みながら気づいた不満や希望をメモして、ぜひ一度ご相談ください。

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