暮らしのコンシェルジュVol4_2「いっちっい!いちい!いっちっい!の家造り 」
記事
ハウマガ編集部
だいふく
皆さんこんにちは!
山陰のハウジングメーカーのスタッフ取材記事の第四弾のお届けです!
本日も前回に続き、ガーデンシティ出西より、株式会社いちいさんのモデルルームでお話をさせてもらいます!
所属:
株式会社いちい
本社営業 高橋真理愛 さん(右)
営業 西遥花 さん(左)
お二人共島根のご出身。お家の話やプライベートなお話までなんでも聞いて見ましょう★
さて!今日も続けて株式会社いちいさんにて、営業部のお二人にお話を伺います!
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、いちいさんは、おしゃれでデザイン性に優れた家づくりの実績が評価され、8年連続「グッドデザイン賞」を受賞されています。いちいさんの「強み」となれば、やはり「デザイン」でしょうか。
確かに、自由度の高い多様なデザイン性は、多くの方に高く評価して頂いております。
ふむ、なるほど
では、なぜこんな豊かなデザイン性を実現できているのだと思いますか?
おぉ、恒例の逆質問!
え~と、優秀なデザイナーやセンスのある設計士がいるから?
ブー(笑)
…(ほっこり)
もちろんそれもあるんですが、一番の要因は当社の技術力です。家を格好良く仕上げる方法はいろいろあります。でも、それを実現できる職人さんがいなければ選択肢はどんどん狭まります。大工や左官の高い技術力があるからこそ、多彩なデザインを実現できるんです。
技術力=デザイン力、になるんです?
何だか納得がいかない顔をされていますね(笑)
では詳しくご説明しましょう。先程西が申しました“格好良く仕上げる”手段の一つに、「異素材を組み合わせる」という方法があります。たとえば、他メーカーさんのお話ですが、外壁で【塗り壁×ガルバリウム鋼板】を試みようとしたものの、うまくいかず【ガルバリウム鋼板だけ】になったという話を聞いたことがあります。当社ではもちろん可能。職人の技術が安定しているから設計も冒険できるんです。
はー、「技術があるからこそ実現できるデザインがある」と。
床に接する壁の下部に取り付ける「巾木(はばき)」を御存知ですか。シンプルですっきりしたデザインを望むお客さんに「なくしてほしい」と言われれば、うちの職人さんは事実上、巾木がほぼ見えないように数ミリレベルに仕上げることもできます。
ミリ単位!
いちいは、元々大工の社長以外に自社で2人の大工を抱えています。他にも長年信頼してお付き合いしている大工さんが複数おられ、彼らに無理難題を聞いてもらっています。「こんな感じにしてほしい」と参考写真を手にお願いすると、「できない」と言われることはないですね。大工さんたちの技術力と、手間を惜しまない姿勢にすっかり甘えてしまっています(笑)。
社長のこだわりで、柱は圧縮に強いヒノキ、梁はたわみに強いマツを全棟に採用しています。木は本来1000年以上も性能を保ち続けるもの。その耐久性や強さ、しなやかさを生かす工法や対策をもちいて、地震に強くて長持ちする木造住宅を作っています。家が数十年後も丈夫であり続けるよう、見えないところにとてもこだわっているんです。
高い技術力は生活にどのような影響を与えるのか!?
いちいさんの家は、暖かいと評判ですよね。
「思った以上に冷暖房の効きが良くてびっくり」とよく言われます。事前に各種性能についてもお伝えしているんですが、デザイン先行で選んで頂いた方が多いので、後から驚かれるようです。
近年よく、高断熱高気密住宅という言葉を耳にされるかと思います。断熱性能は、断熱材の性能と厚みで計算すれば理論値は数値で出てきますが、気密性能は測定しなければ分かりません。施工能力がストレートに表れるのが、この気密性能なんです。当社では、第三者機関に頼んで建設中と完成時の2回、全棟で気密性能を測っています。「家は住むところ。安心に快適に暮らせるのが大前提」と考える社長の想いが根底にあるんです。
全棟気密性能測定は、いちいさんのこだわりと、確かな技術力の表れということですね。そういえば、いちさんの施工写真集には、施工事例とともに組み細工の写真が掲載されています。
家づくりは、大工さんの腕があってできること、というのを第一に伝えたかったんです。大工さんと言えば木。職人の繊細な技術力を表現しようと、象徴的に浜田市の吉原木工所さんの作品を使わせてもらいました。
優秀な技術者がいるからこその豊かなデザイン性なんですね!納得です。では次回は、そのデザイン性をクローズアップさせてください。
Today’s Person
株式会社いちい
本社営業 高橋真理愛 さん(右)
海士町出身 島根大学総合理工学部建築学科卒
特技:ピアノと絶対音感
営業 西遥花 さん(左)
雲南市出身 島根県立大学卒
趣味:映画鑑賞(アクション系、SF系が好み)
記事
ハウマガ編集部
だいふく
高橋さん、西さん、本日もよろしくお願いします!(にっこり)