おしゃれな外壁デザイン事例!人気色から個性が活きる配色を取り入れるコツ
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ハウマガ編集部
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住宅の外観をおしゃれに演出するためには、外壁デザインにこだわることが重要です。
ここでは、人気の外壁カラーと配色を使いこなすコツをご紹介します。
配色や素材をうまく取り入れることで、家全体の印象を劇的に変えることができます。
たとえば、白と黒のシンプルな組み合わせや、ナチュラルな木目とグリーンの調和、さらにはグレーと茶色を基調としたスタイリッシュな外壁デザインがあります。これらの配色はそれぞれに異なる魅力を持ち、どんな住まいも個性的でおしゃれに見せる力があります。
さらに、サイディング、タイル、ガルバリウム鋼板など多様な外壁素材を使用したり、門塀に手形やお花をペイントアートしたり、選択肢を広げるとデザインの幅が広がります。
外壁のリフォームを検討する際は、既存の色や素材とのバランスも考慮し、全体の調和を保つことが大切です。
DIYで外壁を改装する場合でも、基本的な塗装技術を習得すれば、おしゃれな外壁に仕上げることが可能です。
本記事をぜひ最後まで読んで、自分らしいおしゃれな色の外壁デザインを探求してみてください。
いま流行りの外壁カラーの選び方5選
住宅の外壁カラーは、家全体の印象を大きく左右します。
魅力的な外壁カラーを選ぶためには、まず自分のスタイルや好きな色を考慮することも大事なので、個性が活きる配色5つをご紹介します。
また、近隣の家々の色や地域の雰囲気に合わせることで、統一感のある街並みを作り出すことができます。
たとえば、シンプルで清潔感のある白や黒、ナチュラルで温かみのある木目調、モダンでスタイリッシュなグレーなどが人気です。
さらに、季節ごとの変化や光の当たり方によっても色の見え方が変わるため、サンプルを使って実際の色味を確認することが大切です。
外壁カラーは新築時には1色でまとまりのある落ち着いた印象にして、塗り替え時に2色に分けてコントラストを効かせたおしゃれな雰囲気を演出し、外観のイメージを変える方が多いです。
トレンドの白と黒を使った配色例
1つ目にご紹介するのは、「白×黒」の組み合わせです。
現在のトレンドとして、「白×黒」でまとめた配色は非常に人気で、この組み合わせはシンプルでありながらもシャープでモダンな洗練された印象を与えます。
白い外壁は光を反射し、家全体を明るく見せる効果があります。
一方、黒は重厚感と高級感を持ち、建物の輪郭を強調するのに効果的です。例えば、白を基調とした外壁に黒い窓枠やドアを組み合わせると、際立つアクセントとなり、シンプルながらもインパクトのある外観が完成します。
また、白と黒をバランスよく配置することで、どちらの色も引き立て合い、洗練されたデザインが引き出されます。
このようなトレンドを取り入れることで、時代に合ったスタイリッシュな住まいを実現できるのでオススメです。
ナチュラルな木目とグリーンの組み合わせ
2つ目にご紹介するのは、「木目×グリーン」の組み合わせです。
一般的にグリーンカラーにはリラックス効果があるといわれており、外壁に取り入れると柔らかく優しい佇まいになります。
木目とグリーンとの組み合わせによって、自然素材ならではの風合いを持ち、家庭的でリラックスした空間を演出します。
さらに、緑豊かな植栽を合わせると、一体感が生まれ、まるで自然の中に溶け込んだかのようなデザインが完成します。
たとえば、木製のサイディング材を取り入れ、外壁の一部にアイビーや蔦のグリーンを配置すると、季節ごとに変化する美しい景観を楽しめます。
このコンビネーションは特に、自然に囲まれた場所や郊外の住宅に最適で、家族全員が心地よく過ごせる環境を作り出します。
ナチュラルな木目とさわやかなグリーンの組み合わせで、おしゃれで温かみのある外観を目指しましょう。
スタイリッシュなグレーとモダンな茶色
3つ目にご紹介するのは、「グレー×茶色」の組み合わせです。
グレーと茶色の組み合わせは、スタイリッシュでモダンな外観を実現するのに最適です。グレーはクールで落ち着いた印象を与える一方、茶色は温かみと深みを添える色です。
この二つの色を組み合わせることで、バランスの取れた洗練されたデザインが完成します。例えば、シルバーグレーの外壁にダークブラウンの扉や窓枠を組み合わせると、モダンでおしゃれな印象を演出できます。
さらに、グレーは汚れが目立ちにくく、メンテナンスの面でも優れています。また、茶色を部分的に使用することで、家全体に統一感を持たせることができるでしょう。
この配色は特に、現代的なデザインの住宅や都市部の住まいにマッチします。
重厚感のある茶色に差し色の白色を添えるとポップな印象になったりもします。
使い方によって色々な雰囲気を楽しめるカラーですので、外壁を取り入れると、よりマイホームへの愛着も沸いていくでしょう。
縦塗りのツートンカラーで洗練された雰囲気に
2色使いで縦に色を塗り分けると、スタイリッシュなイメージの外観づくりに適しています。
たとえば、水色の爽やかな外壁に、2階の窓まわりだけを濃い青にすると、スタイリッシュな雰囲気を醸し出してくれます。
またヨーロッパやアメリカのような外国風の印象を与えるブルー系は、淡いホワイトブルーならかわいらしい印象になったり、濃いネイビーブルーならば力強い雰囲気になったりと、イメージの幅が広いところも特徴です。
1階と2階の色分けは重厚感がでますが、縦で色を変えると、洗練された印象を与えます。
また、シンプルかつ現代的な雰囲気を楽しめる「シンプルモダン」なテイストは、外壁のなかでも人気のスタイルです。
シンプルモダンなテイストは無駄な装飾も少なく、余計な費用が掛かりにくい点も嬉しいポイントです。
どんな家にも合う万能な配色アイデア
和風・洋風問わず、どのような家の系統にも合うベージュ・アイボリー、白色は万能で定番の色味です。
アイデア事例をいくつか挙げてみてみましょう。
①白×ネイビー(濃紺)
真っ白の外壁に、窓のサッシや玄関ドア、窓枠、ベランダ、破風板をネイビー1色にすることでより爽やかな印象になります。
また、白の外壁に両脇のベランダを、いま流行りのネイビーにすることで、より安定感があり、おしゃれな外壁になります。
②クリーム色
単色であっても優しい雰囲気を醸し出してくれるのが魅力です。
しかし、真っ白な家というのはおしゃれな外壁として魅力的ではありますが、「汚れが目立ちやすい」というデメリットもあります。
とはいえデメリットを差し引いても、クリーンな印象を与えるホワイト系は人気のカラーです。
太陽の光を優しく反射し、庭やテラスに飾る植物・エクステリアも際立たせてくれるでしょう。
原色レッドを組み合わせた独創的な外観
シンプルな色のお家に、アクセントになる赤などの原色を塗ると、目線が上にいき外観が引き締まり、オシャレな欧風のお家になります。
以下の住宅事例をお見せしましょう。
①グレー×レッド
無機質な印象を与えるグレーの外壁ですが、窓枠の華やかなレッドが冷たい印象を柔らかくしてくれています。
加えて正面向かって左側には、無垢材を使用したドアを設け、優しく温もりのある雰囲気もプラスしています。
②グレーメタリック
光沢感があるメタリックのサイディングを大胆に使用したこちらの住宅は、玄関ドアに3枚の窓を使った独創的なデザインです。屋根の色合いとの相性も優れています。
外壁以外でも、別場所にワンポイントカラーを入れることで、一気におしゃれなお家に早変わりします。
おしゃれな外壁にする素材の選び方6選
おしゃれな外壁の色に仕上がりにするために。素材選びもとても重要です。
外壁素材は、機能性だけでなく美観にも大きな影響を与えます。
ここでは、サイディング、タイル、ガルバリウム鋼板、漆喰の4つの素材を利用した、おしゃれな外壁デザイン画像と共に解説します。
本記事では、あくまでサンプルのお家の画像にはなってしまいますが、それでも色の方向性を決めるには十分参考になるかと思います。
マイホームをどのような外観にしたいか、あなたの思い描くイメージを見つけてくださいね。
サイディングを活かした外壁デザイン
サイディングは、多様なデザインと色が揃っているため、日本で最も多く使用されている人気のある外壁素材です。
ほかの外壁材と比較してもメンテナンスもしやすく、耐久性が高いため長期間にわたって美しい外観を保つことができます。
たとえば、縦のラインが印象的なホワイトカラーのサイディングを用いたこちらの平屋住宅は、玄関ドアやウッドデッキ、庭の植栽などでナチュラルさを取り入れつつ、サッパリした雰囲気を楽しめる外観となっています。
木目調や石目調のサイディングを使うことで、ナチュラルで温かみのある印象的な外壁を演出することができます。
さらに、異なる色やクリヤー塗装のサイディングを組み合わせることで、個性的な外観を作り出すことも可能です。
このようなデザインは、周囲の環境と調和しながらも、自分らしいおしゃれな住まいを実現するのに最適です。
タイルでアクセントを加える方法
タイルは、外壁に高級感と個性をプラスするのにぴったりの素材です。
種類も豊富で、レンガ調、モザイクタイル、クリアタイルなど、多様なデザインバリエーションがあります。
特に、玄関周りやバルコニー、窓枠など、部分的に使用することで建物全体のアクセントになります。
たとえば、ホワイトの外壁に赤レンガ調のタイルを部分的に配置することで、シンプルさと温かみを両立したデザインが完成します。
また、タイルそのものは耐久性が高く、汚れや湿気にも強いので、維持管理が容易です。
このため、タイルを使った外壁デザインはおしゃれでありながら実用的でハイセンスな選択と言えます。
しかし、地震の多い地域に建てる場合は、打合せ時に下地の弾力性についてもしっかり確認しておくと安心でしょう。
ガルバリウム鋼板と木の組み合わせ
ガルバリウム鋼板と木の組み合わせは、モダンスタイルで最近注目のテイストです。
ガルバリウム鋼板は軽量で耐久性に優れ、サビにも強い素材です。
これに温かみのある木材を組み合わせることで、硬さと柔らかさが絶妙に調和したデザインが完成します。
たとえば、こちらは自然と調和した郊外に建てられた住宅ですが、黒く見える外壁は「こげ茶」のガルバリウム鋼板を採用しています。
耐久性に優れているため、長期的に見てメンテナンスフリーといえる素材です。
また、ガルバリウム鋼板を主体としたシックな外壁に、玄関ドアや窓枠を木材で仕上げると、自然と現代的な要素が融合した外観を気軽に楽しめることができます。
自由度の高いモルタルと漆喰の組み合わせデザイン
最近、リノベーションで人気が急上昇の漆喰やモルタルの外壁。
モルタルや漆喰を使った外壁は、自然な風合いと個性的なデザインを追求できる魅力があります。
まず、モルタルを使用する場合は、下地を整えてから、厚めに塗り重ねることで、立体感のあるテクスチャを作り出せます。
これにより独特の陰影が生まれ、おしゃれな印象を与えます。漆喰を使う場合は、その滑らかな表面と自然な白さが特徴で、エレガントな外観を演出できます。
また、つなぎ目のないきれいな外壁は塗り壁ならではの持ち味です。
つなぎ目がないため、配色のバリエーションは自由度があり、オリジナリティあふれるデザインで仕上げることができます。
さらに、模様コテを使って模様やパターンを加えることで、防水性や耐久性にも優れているため、機能性も兼ね備えたデザインが可能です。
コンクリートをアクセントにしたスタイリッシュな外壁
コンクリートを使った外壁は、デザイン性が高く、独特のモダンな雰囲気が魅力です。
さらに、耐震性や耐久性が高いため高く評価されています。
たとえば、郊外の高台にそびえ立つこちらの住宅は、正面向かって左側の外壁の一部分にコンクリート素材を用いたことでインパクトをつけました。
無機質な印象のコンクリートですが、光の反射で柔らかい存在感を放つホワイトカラーとうまく調和して、全体的に落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
エクステリアも際立たせてくれるので、ガーデニングやエクステリアに個性を出してこだわりたい人にピッタリのカッコいい印象になるでしょう。
唯一無二の外壁となる塗り壁で特別感のある外観
外壁素材のなかで最も伝統的な「塗り壁」は、土や漆喰などの自然素材を用いて作られます。
長い歴史で証明された耐久性・耐火性などの優れた機能面が近年見直されて、住宅の外壁に取り入れる人が増えてきました。
すべて職人による手作業で行われる塗り壁は、デザインの自由度が高く唯一無二の仕上がりになる点が最大のメリットです。
たとえば、こちらの住宅では、玄関ドアや庇(ひさし)、窓枠を白で統一することで、全体的にまとまりがあり幻想的な建物となっています。
その他、子供の手形やペットの足跡を入れたり、ガラスやビー玉をはめ込んだりといったオリジナルデザインで遊び心を持たせることもできます。
ブルーホワイトがクールな印象を与える吹き付け外壁
こちらの住宅事例では、わずかに青みがかったホワイトがクールな印象を与える吹き付けの外壁です。
意匠性が高い吹き付けは、最近では施工時に塗料が飛び散ってしまう理由から、選ばれることが少なくなってしまいましたが、そのおかげで希少性が高まっています。
近い色味同士や同系色の使い方ではないですが、大人な雰囲気を醸し出し、周辺環境との相性を考えた設計はプロならではです。
このテイストは、別荘地や高級住宅街でも見られる人気の外装テイストです。それぞれの魅力知って、ぜひ理想のテイストを探してみてください。
ナチュラルに周囲の自然と馴染む、木板のおしゃれな外壁
こちらの住宅事例では、リビングの掃き出し窓に室内と庭をつなぐ広々としたウッドデッキを設けたことで、開放感を味わえます。
寒色系の濃い色にワンポイントに白や赤などを窓枠や帯板に使用すると、一気にスタイリッシュな印象になります。
屋根の形状にあわせた配色と玄関のグレーがさらにおしゃれを引き立てています。・ベランダやバルコニー部分の色を変えるお家の形状にあわせた色使いができます。
外壁は周辺環境との調和を図る役割をもつと同時に、住んでいる人の個性を表現します。こだわりのおしゃれな外壁を取り入れると、よりマイホームへの愛着も沸いていくでしょう。
おしゃれな外壁リフォーム!おさえておきたいポイント
外壁リフォームは家の美観や耐久性を向上させる重要なプロセスです。
失敗しない塗装方法にはいくつかの重要なポイントを抑えておくことが必要です。
ここでは、人気色のメリットデメリットやおさえておきたいポイントの知識と理解を深めていただけるよう解説していきます。
知っていると周りと差がつくおしゃれな壁づくりや家づくりに役立つため、ぜひ実践してみてください。
おしゃれな外壁の人気色〜メリット〜
外壁リフォームを考える際、色選びも大切な要素です。
1位はシンプルかつスタイリッシュな「ホワイト」です。
ホワイトはどんなスタイルにもマッチし、清潔感と明るさを演出します。
2位の「グレー」は、モダンな印象を与え、他の色と組み合わせやすい点が魅力です。
そして、3位には「ブラック」が挙げられます。重厚感と高級感を兼ね備えたブラックは、シンプルながらも引き締め効果のある色味であることが大きな特徴の一つです。
この他にも、ナチュラルな「ベージュ」や「ブラウン」も根強い人気があります。
理想の色味にするには事前に色見本を見ながらしっかりとリフォーム計画を打合せすることがポイントです。
おしゃれな外壁の人気色〜デメリット〜
次に、人気色のランキングに上がった配色から、デメリットをご紹介します。
人気色第1位に上がっていた『ホワイト」は、憧れる人も多です。
しかし、汚れが目立ちやすい点において注意が必要です。経年による黄ばみや、土・泥汚れなどが付着すると目立ってしまうため、定期的な掃除やメンテナンスを行い清潔さを保つと良いでしょう。
第2位の「グレー」は、周囲の景観や緑と調和しにくい場合があり、暗く重い印象を持たれることもあります。
ただ、外壁につく汚れは主にほこりや土、苔、カビなど、緑や薄い茶色などの中間色です。
それらの中間色がついても、グレーならば見えにくくなるのがメリットと言えるでしょう。
第3位で人気の「ブラック」の外壁は、熱がこもりやすく冷たい印象を与えます。
解決方法として、断熱材を使用して熱対策を施し、アクセントカラーや植栽で冷たい印象を和らげることが効果的です。
依頼先選びと素材選びの注意点
まず、素材の選び方が重要です。
耐久性と見た目の両立を考慮し、シチュエーションや季節の時期に応じて適切な素材を選ぶことが求められます。
また、外壁の塗装は、対応ができる会社とできない会社がいますので、リフォームや塗装を依頼する際には十分と事前に確認しておきましょう。
さらに、施工業者の店舗選びも重要です。
信頼性や過去の実績を基に、品質と価格のバランスを考えながら、お客様の要望にきちんと応じてくれる会社であることが肝要です。
ハウスメーカーという選択肢もありますが、ハウスメーカーは自社で取り扱っているデザインの範囲内でしか決められません。
反対に、設計事務所なら依頼主の理想を聞いて一からデザインするため、自分好みの外壁を採用してもらえる可能性が高いのです。
注文住宅とリフォームどちらにせよ、相性や相場といった問題もあるため、まずは相談窓口に直接行かれて、希望や条件をお伝えしてみることをおすすめします。
手軽に外壁リフォームを行うコツ
サイディングといった手法では、工場で塗装まで仕上げた状態のパネルを外壁に貼り付ける工法です。これまで主流だった塗り壁に比べて工期が短く安い費用で済むため、最も人気な外壁となっています。
また、大規模な工事をする必要がないため、手軽に外観の雰囲気を変えられるのでオススメです。
ご自身で外壁をDIYしたり、メーカーを探して工務店に依頼したりしても、きっと希望どおりの外壁はできるでしょう。
まずは、工務店やハウスメーカーが配信しているyoutubeやInstagramで塗装工事の流れを理解してみるのが良いかもしれません。
意外に「これは知らなかった」「こんな工具を使うんだ」ということが分かり、実際にDIYをする際に、イメージを表現しやすくなるのではないでしょうか。
おしゃれな外壁リフォームで失敗しない色選び
外壁リフォームでセンス良く仕上げるためのカラー選びにはいくつかのポイントがあります。
まず、家の全体的なデザインやスタイルに合った色を選ぶことが重要です。
一番使いやすい組み合わせは、「濃淡」です。
色の濃淡がはっきりした組み合わせは、洗練されたおしゃれな雰囲気が演出できます。
次に、周囲の環境や景観とも調和する色を選ぶことが肝心です。
たとえば、自然に囲まれた場所ではナチュラルなテイストに仕上がるアースカラーを取り入れることでスッキリとまとまります。落ち着きのある佇まいで、自然の多い環境のみならず住宅街にもよく馴染むでしょう。
また、アクセントカラーの使い方も重要で、窓枠やドアなど、凹凸部分に異なる色を使うことで全体にメリハリが生まれ、一色使いよりもセンスの良い仕上がりになります。
色見本やサンプルを参考に、実際の光の下で色合いを十分確認して選ぶことをおすすめします。
人目を引くヨーロピアン調テクニック
元々の外壁に全面、白やベージュなどの明るい色味が使われている場合、レンガをアクセントとしたり、アイアン製の装飾を加えてかわいらしく仕上げたりする「ヨーロピアン」テイストもおすすめです。
たとえば赤や緑などの鮮やかな色味のレンガや石材などを単色以外でワンポイント取り入れると、ほどよく人目を引くおしゃれな仕上がりとなるでしょう。
かわいらしくも上品さあふれる佇まいが魅力的なヨーロピアンテイストは、思わず目を止めてしまうのが人気の理由です。
また、レンガを縦のラインに積み上げると、これまでとは違うサッパリした雰囲気を楽しめる外観となっています。
DIYでおしゃれな外壁に挑戦
自分の手で家を美しく変えるのは、非常に満足感があります。
ここでは、自宅DIYのポイントを詳しくお伝えしていきます。
まずは、簡単にできる外壁塗装の方法から始めてみると良いでしょう。
次に、モルタルや漆喰でさらに個性的なデザインを追求する方法もおすすめです。
そして、レンガや木材などの素材を活用したDIYテクニックで独自のスタイルを手に入れることができます。
「塗る」だけでなく、ちょっとした飾り物やアイテムなどで、アクセントを付けると外観のイメージがガラリとおしゃれに変身します。
初心者から経験者まで、自分のセンスを活かしておしゃれな外壁を実現しましょう。
簡単にできる外壁塗装の方法
外壁塗装はDIYで、お金をかけず手軽におしゃれな外観を実現する方法です。
まず、表面の汚れを落とし、ひび割れや剥がれがある場合はパテで修整します。
その後、プライマーを塗布して下地を整えます。これにより、塗料の密着性が向上します。
次に、外壁専用の塗料を選び、ローラーやハケを使って均一に塗ります。
2回塗りを基本とし、一度目の塗装が完全に乾いてから二度目を塗ることで、ムラのない美しい仕上がりになります。
特に、色やデザインにこだわりたい場合は、アクセントカラーを使うことで、より一層おしゃれな外観を作り出すことが可能です。
DIYに挑戦する前に、建築アドバイザーに相談したり、今すぐ手軽にできるカラーシミュレーションを試してみるのもおすすめです。
レンガや木材を使ったDIYテクニック
レンガや木材を使ったDIYテクニックは、自然素材の温かみと独自の風合いを生かした外壁デザインに最適です。
レンガは、その重厚感と耐久性が魅力で、部分的に使用することで建物全体にアクセントを加えることができます。
たとえば、玄関周りや腰壁部分にレンガを使用すると、華やかで趣のある外観が完成します。一方、木材はナチュラルで温かみのある雰囲気を演出します。
特に、レッドシダーやパイン材などは、耐久性と美しさを兼ね備えています。木材を使って外壁の一部をパネル状に仕上げると、個性的なデザインが際立ちます。
さらに、防腐処理を施すことで、長期間美しい状態を保つことができます。
これらの素材を活用したDIYテクニックで、心地よくおしゃれな住まいを作り上げてください。
おしゃれな外壁 DIY での注意点
かなりの時間と労力が必要です。外壁は面積が広い分、相当大がかりな作業になります。加えて高い位置を塗装する際には大きな足場を用意しなければならず、危険も伴います。
また、常に雨風にさらされる外壁ですから、自然界の厳しい攻撃に耐えられる防水性や耐久性に優れた外壁に仕上げなければなりません。
安全性や機能性の部分はどうしてもDIYでは真似できない部分も出てくることでしょう。
そのため、上記のことを意識するのであれば、プロにお願いするのが近道かもしれません。
ただ、
「依頼すると費用はいくらかかるの?」
「どんな色にしたらいいか分からない」
といったお悩みを抱えている方は、まずは見積りやカラーシミュレーションで、不安や心配を解消してみるのはいかがでしょうか?
安心して外壁リフォームに取りかかることができるので、相談窓口を試してみるのも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今後何十年と使い続ける外壁デザインを実現するためには、カラーや素材選び、インテリア、DIYテクニック、リフォームポイントなど多岐にわたる要素を総合的に考慮することが大切です。
しかし、
「なかなか好みが見つからない」
「素材やカラー選びが難しい」
このようなお悩みを持つ方は、一級建築士の資格をもつ専門スタッフにお願いするのもOKです。
また、すべての塗装業者が行っているわけではないのですが、「ご自宅の写真を加工する」タイプのカラーシミュレーションをしてもらえることがあります。
ぜひ、これらの情報を参考に、お客さまが「10年前に思い描いたマイホームの外壁デザイン」に挑戦してみてください。
最後までお読み下さりありがとうございました。
Today’s Person
山陰の家づくりを全力応援する住まいるマガジンのスタッフ記事です!
次回もお楽しみに!
記事
ハウマガ編集部